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澄み切った味わい~Tanzania Kigoma Kibo Deep Blue washed~

タンザニアの北西部・ブルンジやコンゴに近い地域「キゴマ」の複数の農園の豆をブレンドして仕上げた、品質の「Kibo(スワヒリ語で最高の意)」な豆。その名の通り、この地域にある青く深いタンガニーカ湖のようなクリーンでありながら多層な味わいを持っています。
柑橘感もありストーンフルーツのドライの雰囲気もあり、お菓子のような風味だけど、どこかクリア。親しみやすい美味しさです。

Tanzania Kigoma Kibo Deep Blue washed
〈地域〉キゴマ地区
〈品種〉N39 (ルーメスダン×ブルボン)×ブルボン
〈標高〉1,500m
〈精製方法〉ウォッシュト
〈テイスティングノート〉焼き菓子、あずき、マロングラッセ、ネクタリン、レモン、プルーン、ラムネ、チョコレート、すずらん

この豆の特徴を余さず出すために、当店では、
・焦げ味が出ないように焙煎し(焦がさない焙煎)
・焙煎直後から耐圧容器内で圧をかけて保存する(加圧熟成)
ことで、さらにまろやかな味が持続することを目指しています。
味の定着には、焙煎してから1週間もしくはそれ以上、二酸化炭素で圧をかけて酸素に触れない環境下(ビール樽内やビール瓶内など)でコンディショニングを行います。
これで、様々なコーヒーの持ち味が、バラバラではなく角がとれてまろやかにまとまります。
そして、樽や瓶から出した後も、空気が触れないような容器の中であれば、さらに味は良いほうへ変化していきます。
お客様のお手元で、是非コーヒーの成長をお楽しみいただければと思います。
当店のコーヒーは、沸騰直後のアツアツのお湯で淹れることを推奨しています。
焙煎による苦味がないので、お湯の温度を下げる必要がなく、逆に高い温度で淹れることで豆が持っている個性がはっきりと出ます。
ペーパーフィルターで淹れて、すっきりとしたフレーバーを楽しむのも良いですが、コーヒー豆のオイルも一緒に抽出されるフレンチプレスのような淹れ方も、甘味が余すところなく出てオススメです。


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