クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書 『未知を放つ』
わたしにとってのSALAD DAYS「こうあるべき」という正しさにとらわれたとき、自分らしさを見失う。「自分らしさ」という自己の輪郭にとらわれたとき、新しい可能性を見失う。
視点が定まらず、足元もおぼつかず、我を見失いそうになる時、わたしは憧れのパンクスの在り方を指針にする。それは自分のままで生きる力強さと、自分らしさに固執せず変化し続ける自由の精神だ。
パンクスの力強さと、自由の精神。
なんだかカッコよく見えるそれらのほとんどは、元来備わっていたものではなく、試行錯誤