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好きな色と似合う色

お陰様でお笑いにドップリ浸かりながら毎日を過ごしています。
推しを推したいだけ推せる推し活。ハイ、最高です。
皆さん、推し、推してますか?(©金属バット 小林)
変なテンションでこんにちはこんばんは或いはおはようございます。

ここのところ、テレビや配信でネタを見る機会がたくさんあって個人的にホクホクしている。
いい流れだなあ。この流れに乗って地元に劇場できないかなと無謀な夢を見るイタファンです。

さてさて。
そんな感じでライブも含め色々とお笑いを見ていると思うことがある。
「ああ、この芸人さんはこういう笑いが好きなんだな」
とか、
「この芸人さんはこれで笑いを取りたいんだな」
とか。
その時にいつも連想する言葉が、

『好きな色と似合う色は違う』


という言葉。
例えば私は赤が好きなんだけど、絶望的に似合わないので赤い服はあまり着ない。
顔色や造形、スタイルなどで似合う色って変わってくる。
でも好きな色とそれがイコールな訳ではないんだよね。
街を歩いていると
「あーあの人あの色好きなんだろうけど、違うなあ・・・」
という人が居る。色だけでなくデザインなんかでもそう。

お笑いを観ていても、同じ感覚を抱くことがあるのだ。
おそらくこの人はこういうお笑いが好きなんだろう、でも、違う。この人が笑いを取れるのは、そういう感じじゃない、みたいな。
例を挙げれば、イジられキャラとしては抜群の素材なのに、自分がツッコミ(またはイジり)キャラだと信じて疑わない(或いはわかっていてもツッコミ側に回りたいのかもしれないが)人とかだ。
天然大爆発しててイジられたら抜群に面白いのに!!!!!と思って私はテレビを観ている。
数年後、それを悟ってイジられキャラとして笑いを取っているのを見かけると嬉しくなったり。

悲しいけど、これってよくあるのよね。
売れてる芸人さんって、もともとやりたい事と自分のキャラが合っていたか、本当は他の笑いが好きだけど自分に合う笑いを選択してるかのどちらかな気がする。
合わないと分かっていてもそれを突き通すのもまた人生。それはそれで良いと思うが、大抵煮詰まって解散したり引退したりしている気がする。実にもったいないと思うのだ。

話は逸れるが、芸人の引退については金属バットのご両人がとある媒体で、

友保 みんな辞めてったもんな。最初の頃、一緒にやっとったヤツのほとんど。
小林 大体みんな働いてんもんな。

https://www.mensnonno.jp/lifestyle/270761/area07/

小林 フロ以外は就職してんもんな。
友保 偉いわ。よう働くわ。
小林 挫折ちゃうもんな。次のステージに進んでるんや。
友保 絶対そっちのほうがしんどい。芸人のほうがラクやから続けてるだけですよ。

https://www.mensnonno.jp/lifestyle/270761/area07/

とおっしゃっていたけど、これすごく分かる。
私は昔にあまり治安がよろしくない会社で働いていた事があったのだけど、治安が悪いから人が入ってはすぐ辞めてく。おそらく私は二桁くらいの事務員を迎えては見送ったと思う。
私は辞めなかった。何故か?
辛抱強い訳でもうまく立ち回った訳でもメンタル激強なわけでもない。
ただただ、『逃げられなかった』だけだ。怖くてその場にうずくまって震えていただけで。
家庭の事情もありはしたが、逃げる勇気を持てなかっただけ。
このインタビューを読んだ時、とても胸に刺さった。
今の若い人たちが社会へ旅立つと、きっとメンタルがやられる環境に出くわすだろう。
煮詰まって煮詰まって、もうどうしようもなくてその場を離れる決心をするかもしれない。
でもそれは挫折じゃない。次へのステップだ。
未来への展望を胸に思い描いて、次の一歩を踏み出して欲しい。
その場を離れた直後は何も出来ないかもしれない。むしろ後退したかのように感じることもあるかもしれない。
でも大丈夫。
大きく飛び上がる前には、ぐっと身を屈めるでしょう?
今の後退は、大きく飛び上がるための準備。強く屈めば屈むほど、次にジャンプは大きくなるから。
皆さんのこれからの活躍を期待しつつ、以上を持って祝辞とさせていただきます。
皆さん、本日は卒業、誠におめでとうございます。

・・・あれ?何の話してたっけ?
ああ、そうそう。
推しの色んな笑いを観てみたいよ、という話だったか(違)
ていうか、いかん、アホなことダラダラ書いてたらもうすぐ2,000字に届いてしまう勢いだ。
そろそろこれで終わりにします。
すべての人に笑顔あれ!!

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