見出し画像

胚盤胞移植後から判定日までの過ごし方

胚盤胞移植日から5日目の朝です。考えないようにしても頭のどこかでは常に着床しているのか気になっている今日この頃。パートナーとは遠距離で暮らしており、不安を口にしても独り言になるだけなので、移植から今までどのような過ごし方をしているのか、そして少々不安な気持ちを書きます。

初めての胚盤胞移植

初めての移植は、思ったよりも痛くて、移植の過程を小さなワイプ画面で見せてくれているのにも関わらず、正直痛みで頭がいっぱいでした。痛みに耐えながら薄目から辛うじて目に入った映像は、ぼんやりとした光が子宮内膜と思われる膜の上を這うように動き、一点で止まる。それは何となくUFOが空中をゆらゆらしている様子に似ている。そんな事を思ってる間にスッと体から管が抜け、おそらく移植手術が完了。その後すぐに、医師から写真を手渡され、『一番厚い位置にバッチリ置いてきました』という心強い言葉をかけていただいた事を覚えています。
神秘的な瞬間であると思いとともに、現代の医療の進歩と不妊治療が保険適応になったことへの感謝が込み上げてきました。菅さんよ、どうもありがとう。

移植が終わって芽生えた不安

移植がうまくいったと言われたら尚更、着床まで何とかこぎつけたい。この移植を無意味なものにしたくない、という気持ちが生まれました。胚盤胞のランクも良く、手術も成功したのに、これで着床しなかったら、今後着床することなんてないのかもしれない、そんな不安が時々込み上げてきます。

判定日までの過ごし方

移植後の2日間、運よく仕事がお休みだったので、外に買い物などに行く以外は、いつも休みの日にしているランニングもせず家でおとなしくしていました。
お腹はいつもより張ってる気がしたり、キリキリとお腹がつるような痛さを感じたりする時もあります。
早く寝ないとと思っていても、携帯で『着床のサイン』とかを検索してしまい、気がついたらベットに入ってから1時間ネットサーフィンをしていることもよくあります。結局どの情報を見ても100%自分に当てはまるものはなく、私の不安や心配は消し去れないまま、眠りにつく、そんな日が続いています。

医師からは、ストレスは溜めないようにと言われたので、自分に甘く(今だけ!)、食べたいものを食べ、週末は、寝たいだけ寝て過ごしています。
おそらく、フライング検査で市販の妊娠検査キットで検査してもそろそろ結果は出てるのだとも思いつつ、結果は出来るだけ正確に知りたいので、判定日に病院で聞こうと思っています。

気にしないように努めても結果のことが頭をよぎる。そんな日々が続いていますが、こんな気持ちもあと2日間。どんな結果でも受け入れられるよう、心穏やかに過ごそうと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?