販売先の重要性について。農業の販売先【メリット・デメリット】
どうも。にゃん吉と申します。
前回の記事で紹介した販売先について
今回の記事で私が経験した中で思う【メリット・デメリット】について書いていこうと思います。
農業は販売先が豊富で選択肢が多いです。その中からいくつか紹介していきます。
1. JAに出荷する。
【メリット】
・出荷さえすれば必ず売れる。(売上げになる)
・販売する手間がかからない。
・品種によっては高値が付く。
JAは出荷さえしてしまえば、あとはJAが全国の市場に販売をしてくれるので自ら売るという手間がかからず、尚且つ必ず売れるので安定して収入を確保しやすいです。
また、品種によっては高値が付くこともあるため一時的に売り上げが伸びることもあり、面白い要素を持っています。
【デメリット】
・組合員登録をした組合員のみが出荷できる。
・出荷規格がある。
・手数料がかかる。
・出荷資材は全てJAの指定の物を使わないといけない。
JAに出荷をする場合、
組合員であることが必須です。
組合員になることにより、資材の購入や売り上げ金の振込先が登録できるため必ず組合員にならないといけません。
JAに出す場合は、出荷規格があり規格を満たせていない農作物は出せません。JAも全国に販売するため、良い物でないと販売しずらくなるため規格も厳しめです。
売り上げが発生した場合は手数料を取られます。売り上げ金から手数料や消費税などが差し引かれた金額が振り込まれる仕組みになっています。自ら販売しなくても良いという点から、多少の手数料は仕方ないと思いますが、手数料も少し高めです。。。
出荷資材も指定されてしまいます。そのため、出荷資材の一部も売り上げ金から差し引かれます。
2. 地元の直売所に販売する。
【メリット】
・価格設定を自分でできる。
・多少の虫食いや傷みが有っても売れる。
・店舗が比較的多く、地元の農作物に力を入れているお店が増えてきている。
直売所では、価格設定が自分でできます。そのため少し虫に食べられてるから価格を落としてでも売り切りたいと思えば価格を下げて販売すること可能ですし、逆に自信がある物は価格を上げて販売なんかも可能です。ですが、注意点として他の作り手の価格を見てあまりにもかけ離れた価格にするのはあまり良くありません。これは作り手同士の「暗黙の了解」みたいなものです。
また、直売所は最近どんどん増えていてスーパーなどでも「地元野菜」に力を入れているところが増えてきています。ファミリーマートなんかも出せるようになってきました。
【デメリット】
・直売所登録が必要。
・出せば出すだけ売れる訳ではない。
・売れ残りは自分で回収しなくてはならない。
・手数料が取られる。
直売所に出すにもやはり登録などが必要となります。登録されるまでに日数がかかるのもデメリットです。
農産物を出せば出すだけ売れるという訳ではありません。直売所は色々な方が出品しているので、あまりにも量を出したりあきらかに品質が悪すぎる物は売れ残る可能性があります。また、売れ残った物に関しては自分自身で回収しに行かないといけません。いかに売れ残らないように考えるのも1つの戦略かと思われます。
手数料も取られます。お店に置かせてもらう変わりに中間手数料はどうしてもかかってきてしまうからです。
3. お店に直に販売する。
【メリット】
・手数料がかからない。
・価格を決めやすい。
・長期契約がしやすい。
・必要な分だけ買い取ってもらえる。
まずは、直接お店に営業しに行くので契約ができれば手数料など取られずに販売することができます。価格を決めやすいですが、お互いに納得のいく金額で交渉した方が買ってもらえると思いますので、そこはお店との相談になります。
契約が取れれば、長期で扱ってもらえる可能性があるので自分だけの販路が確保できると共にライバルがいなくなるので安心して作れます。また、必要な分だけの注文になるので収穫もしやすく売れ残るなどの心配がなく売り上げに繋がります。
4. ネットを使い販売する。
この販売に関しては私自信はまだ取り組めていません。これから先、ネット販売にも目を向けて行くつもりです。今はネットで買い物を済ませる方が増えてきているので、ネット販売も視野に入れ売り上げを伸ばして行こうと思っています。
いかがでしたか?
農業ではこの様に販売先がたくさんあり選択肢がたくさん有ります。ネット販売など幅広くできることも魅力的だと思います。
物販をやる上で、販売先の確保はとても重要になってきます。
それぞれのメリット・デメリットも参考にしていただけたらと思います。
皆さんが少しでも農業に目を向けて興味をもってもらえますように・・・
最後まで読んで頂きありがとうございました!
サポートして頂けたらテンション上がって嬉しくなっちゃう単純な人間です。