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最近の平成オマージュCMって、、、

そもそもが秋元グループの権力で西野七瀬をゴリ押ししたいセンス皆無の芸能業界の茶番なので、もはや90sのカルチャーが〜とかそんなレベルの話に達してないような気が。そこらへんはnewjeansを見て楽しもうよみんな。

と思っていましたが、今回は池田エライザだったことでどうやらそうでは無さそうでした。本当にすみません。

だけどやっぱり、上記の西野七瀬&飯豊まりえのCMも然り、池田エライザのCMも然り、どうしても広告を担当している人間の「Y2Kとかなんか流行っとるからとりあえずPUFFYぽい格好させときゃええやろ、とりあえず安室奈美恵ぽい格好させときゃええやろ、(ハナホジー)」的な怠惰な精神が垣間見えてしまう。

最初のnewjeansと比較した件についても、やっぱりいくらかお隣の国の方が「90'sカルチャーにリスペクトを示しつつ、しっかりと今と未来を見据えたプロジェクトをしよう。」という気概を感じる。というのも、ファッションだけでなくメイクやアーティストを包む世界観、曲そのもののクオリティなど、全てにおいて90'sを踏襲しつつ現代的センスを打ち出してる点において。
→「そんな事言ってもたかがファストフードの広告ごときでそこまで作り込めるワケないだろ。」と反論されたら終わりだが、筆者に言わせてみれば「だったら最初からそれをコンセプトとして出すな。やるなら徹底的にやってくれ。やらない結果炎上してるし、それを予想できてないのもリスク管理不足だ。」と思いますね(過激思想)。

例えば、庵野秀明監督の実写映画「LOVE&POP」やドラマ「池袋ウエストゲートパーク」なんかを観てみると、90年代(特に00年代に入る手前の後半)には決してマックのCMが打ち出している程の華やかさがあるワケではないように感じる。少なくともその年代の若者世代の雰囲気は上記した映像作品のような、いつ何が起こるかわからない危険が常に日常にある殺伐とした社会と劇的に変わっていく技術や文化に適応していく『混沌』さに魅力があって、それは技術が進歩しまくって利便性に富み過ぎた現代ではなかなか表現しづらい物なんじゃないかなと思う。
(恥ずかしながら僕は流行の最先端である東京には数年前に2ヶ月程度しか住んでなかったので、本当は昔どころか今の東京の雰囲気すら語る資格はありませんが。)

庵野秀明監督実写作品「LOVE&POP」
映像技法の庵野らしさだけじゃなく、演出やストーリー構成のディストピア具合が個人的に魅力。
ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」

とにかく日本のメディアは何をやるしにしても目先の欲と怠惰精神が露見しやすい傾向にあると、今回のCM騒動に対しての個人的な感想です。






ちなみに僕は元乃木坂ファンで西野七瀬好きだし、なんなら飯豊まりえも池田エライザも大好きです。



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