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「宇宙論入門」(佐藤勝彦・岩波新書)を読んで

 一般相対性理論とは物質の分布の仕方や運動によって時空が曲がるという、すごい事だが、それ以上に宇宙の謎はすごいというのが本書を読んだ印象です。
 宇宙は真空の何も無いところからどうやって生まれたのかは謎だが、真空の何も無いところに電子と陽子が対で生まれてきて、また合体して消える事に関係があるのかと思った。
 暗黒物質をマッチョ(MACHO)と呼んでいて、暗黒物質の候補と考えられているものが地球にも大量に降り注いているというのが身近に神秘的に感じた。
 今、宇宙は膨張しているが、宇宙は膨張と収縮を繰り返して永遠に続くのではなく、終わりがあることを知った。
 「知的生命体の社会はある段階で不安定となり自滅する」という説を知った。

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