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世の中の意見が私と違うとき読む本(香山リカ・幻冬舎新書)を読んで

ウィキリークスは正義の味方か、という項目があるが、インターネットの世界はいろんな人がいるわけだから、中には悪意を持った人がいても仕方ないだろうと思った。
自由な世界なのだから、受け取る側が選択して判断しなければならない。

小泉首相の郵政選挙は、郵政民営化に賛成か、反対かだけで選挙が行われたように見えたけど、実際には、もっと一杯政権公約(マニフェスト)があった。国民全体がうまく騙された選挙と言っていいだろう。しかし、裏を返して言えば、善か悪か?、白か黒か?というように、二択で選択するのは、人は気持ちのよいものだという心理をついていた。
一つの政党から、複数のマニフェストが出ていると、AとBは支持するがCは支持しない、Dはどちらでもよい、というように、100%政党を支持できないということはありえる。しかし、1票を投じるか投じないか、というALLorNothingの選択しかない。1票の6割をX政党に、3割をY政党に1割をZ政党に投票するとか、できないものかと思った。

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