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雨月物語(金原瑞人・岩崎書店)を読んで

名作・雨月物語の解説書となっている。解説する人が小学生という事で非常にくだけた文章で書かれている。くだけすぎて抵抗を感じる人がいるかもしれないという気もしたが、説明は一応分かる。雨月物語は短編集なんだけど、吉備津の釜、という話が背筋も凍る怖い話で、他の話も、怨霊や亡霊がよく登場する。古代は怨霊の力を恐れていたのだという事がよく分かる。本は2,3時間もあれば読めてしまうくらい少なく、平易だ。

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