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あの頃 まるこだった ららみぃたんの話

初めてりぼんで『ちびまる子ちゃん』を読んだ時の衝撃ったらありゃしなかった。

少女漫画なのに、お目目キラキラでもないし、恋愛ものでもない。
だけど、私の心を掴んで離さなかった『ちびまる子ちゃん』
心の声の吹き出しなんて、私の心を読まれているのかと思った。


そこに書かれていたのは、まるで私のことだった。

ぐーたらで、お調子者で…ってなとこもそっくり。
夏休みの宿題は、夏休み最後の日に泣きながら家族に手伝ってもらいながら終わらせるとかね。
「一生のお願い」を何度もするとかね。

はまじに消しゴムのカスを欲しいって言われたら、今までなんともなく捨てていたくせに、欲しいと言われたらあげたくなくなっちゃうとか。
めちゃくちゃ共感した。

『憧れの鼻血』という回があったんだけど(漫画本でもアニメでも)それもまさに「それ私‼️」って声を大にして言いたかった。
というか、言っていた。

鼻血を出して、鼻栓をしているのをまる子は密かに「カッコいい」と思っていた。
そうそう‼️わかるわぁ。私も密かにカッコいいと思っていたのよ。
あの、クラスのみんなからちょっとだけ注目されちゃう感じ⁉️
しかもその漫画のラストには、憧れの三角巾ときたもんだ‼️腕を骨折した時に首からかけるあれ。
その気持ちもわかる‼️大いにわかる‼️
白い三角巾が仮面ライダーの赤いスカーフに見えちゃうわぁ💕
松葉杖と三角巾。これはもはや、スーパーヒーローだ。ヒーロー中のヒーロー。
ゴレンジャーで言ったらアカレンジャーだ。

そこまでヒーローにならなくてもいい。
憧れの鼻血。
ほんの少しカッコよくてカッコ悪い。
キレンジャーくらいでいい。
そんな憧れの鼻血。



あれは、中学2年の時だったと思う。

中学校で球技大会があり、バレーボール大会でのこと。

学校が小さいため、各学年1クラスしかなく、否応なしに学年対抗となる。
そして、総当たり戦だ。
やっても2試合。

3年生との試合。
9人制のバレーボールだった。
そこで私は、運動神経が悪いのに、なぜか真ん中のポジションだった。

15点先取。
3年生が14点。
あと1点取られたらこちらは負けになる。

その時だ。
先輩がスパイクしたボールが私目がけて飛んできた。

ボールは私の顔面に勢いよく当たった。

次の瞬間「ピピーッ」試合終了のホイッスルが鳴った。

私たちの学年は負けた。

そして、私の両側の鼻から鼻血が大量に流れた。

試合に負けてしまった申し訳なさと痛さで泣きそうだった。

駆け寄ってきた友達が
「よかったね。憧れの鼻血だね」と言って笑った。

きっと励ましてくれてのことだろう。
「大丈夫?」と言われるのも「負けちゃったけど、気にしないで」と言われるのも嫌だったし、言われたら泣いてしまいそうだった。
その時の私にはありがたい言葉だった。

けど、ものすごい勢いで流れる鼻血。
しかも、両側から。

まるで、コントで殴られた人が、両側から鼻血を出して、カメラに向かって顔をアップにするような。
もしくは、エッチなシーンを見て、興奮して鼻血を出すコントみたいな。
あんな感じになってる。
なんなら、爆発して、髪の毛チリチリで、眉毛繋がってる感じになって、歯もところどころ黒いのつけて、顔にススがついて、両側の鼻から鼻血が流れて、ヘラヘラ笑って「ダメだこりゃ」って言いそうな、そんな鼻血だ。

憧れの鼻血とはいったけど…。
ちょっとイメージと違うんですけど❗️
全然ヒーローじゃないんですけど‼️

キレンジャーにさえなれなかった私…。

トイレのタイミングを失い、なかなか出来ず、我慢して帰り、家に着いてやっとの思いでトイレをした後に「あたしゃ生まれ変わったよ!」と言ってポーズを決めるちびまる子ちゃんの回があったんだけど、それもめちゃくちゃ共感して、トイレから戻り、友達に「あたしゃ生まれ変わったよ」と何度も言っていた。


私は、さくらももこさんが好きで、エッセイも買って読んでいたし、コジコジという漫画も持っていた。

以前、娘の出産に関して書いた記事にもさくらももこさんのエッセイのことを少し書いた。

さくらももこさんのエッセイ『そういうふうにできている』の中で「便秘」について書いてあった気がする。

いつも快便のさくらももこさんだけど、妊娠したことにより、人生初の便秘になってしまった。

そして、トイレで出るかと思いきや、途中で止まってしまったという出来事があった。
出もしない、かといって引っ込みもしない、少し顔を出してこんにちは状態でフリーズ。
恐ろしい。

これ、実は私もあるんですよ。
しかも、2回ほど。

これホントに恐ろしい出来事ですよ‼️

1度目は、まだ実家にいた頃。
しかもその時の実家のトイレは、ぼっとんトイレ。
しゃがむタイプ。

踏ん張っても何しても動かない奴。

もう、やめようと思っても、引っ込みもしないから、止めることも出来ない。
そのうちしゃがむタイプのため、足が痺れてくる…。
これがホントに恐ろしかった。

痺れてるうえに、私には爆弾がついているのだ。
うかつに動けない。

ハッ‼️まさかのここでも踊る大捜査線の、『第2話 愛と復讐の宅配便』ではないか⁉️
和久さんに送られてきた椅子に時限爆弾が付いていてそれにうかつに触ってしまった青島くんが、手を離すことも出来ず、動けなくなるという、あの回だ。

こんなにも便と踊る大捜査線が繋がっているとは思いもしなかった。

話をさくらももこさんに戻そう。
この1度目を経験していた私だったので、さくらももこさんも同じようにトイレで辛い目にあったと書いてあるのを読んだ時には、やはり似ていると思った。
共感しながら本を読んだ。

2回目は、会社でのこと。

洋式のトイレで、ぼっとんのしゃがむタイプよりはまだいいけど、それでも辛かった。
格闘すること1時間。
捜索願いが出るかとヒヤヒヤした。

格闘後の私はまるで廃人だった。
歩き方もへんてこりんだったし、椅子に座ることも出来なかった。

変な話、もうね、お尻壊れてましたよ。
自動ドアが壊れてる状態。
へいいらっしゃいと、開いたまま壊れちゃいました状態。

みなさん、きちんと食物繊維を摂り、水分を摂り、規則正しい生活をして、便秘にならないように気をつけてくださいね。

ってか、便の話を何回してんの❓って感じですね…😅
すみません💦

好きな漫画家をテーマに、さくらももこさんのことを書こうと思って書き始めたのに😅

日曜日の18時は、ちびまる子ちゃんを観て「あぁ、休みが終わってしまう…」「あぁ、あと1日休みがあったらなぁ…」と思いながら切なくなること、たびたびだ。


昔ほど「ああ!わかる〜!」と共感するようなエピソードは減ったように思うけど、日々の何気ない日常を描いているちびまる子ちゃんを見るとホッとする。

というわけで、便の話ばかりでしたが、さくらももこさんは最高だって話、お分かりいただけましたか?
え?わからない?

すみません💦


ただね、志村けんさんにしろ、さくらももこさんにしろ、亡くなってもなお、こうして影響を与えている方たち。

心から尊敬します。

幸せと、笑いをありがとうございます🥰





#好きな漫画家

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