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日本酒&クラフトビールとSDGsの美味しい関係【Nishiki-2SDGs映画祭+千年の一滴だししょうゆ】

11月6日から始まったNishiki-2SDGs映画祭。
映画とワークショップでSDGsを学ぶ、をテーマに開催する本イベントで、Hisaya-odori Parkでは、4つの映画と、映画にまつわる企画を用意しています。

この公園のnoteでは、映画の紹介と、連携したトークイベントなど、企画の背景をお伝えします!

映画紹介

千年の一滴


企画の見どころ

発酵文化豊かな愛知県。
県内を代表する企業が関係する飲食店が、実は公園の中に2つも入っているのを、皆さんご存知でしょうか。

ひとつは日本酒。麹MARUTANIさん。

もうひとつは、ワイマーケットのクラフト食堂 ナゴロバ さん。

1864年創業という伝統と、最新技術などを組み合わせて活動を続ける関谷醸造さん。
今では世界中でトレンドとなり、日本各地でも醸造所がつくられるようになったクラフトビールの、名古屋で黎明期を自ら起こしてきたワイマーケットさん。
日本の旨味、発酵に関する映画と一緒にお二人の話が聞けるのは、日本酒ファン、クラフトビールファンは必見です!

映画鑑賞と合わせて、予約限定で、MARUTANIさんの本企画特別弁当も食べられます。

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写真はMARUTANIさんHPから拝借したイメージです。

会場では、園内の麹MARUTANIさんとナゴロバさんが出店。
旬の日本酒やビール、ノンアルコールな発酵飲料が楽しめます。

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際に、お二人が同じ場でお話されるのは初めてとのこと。

日本酒やクラフトビールがなぜSDGs?

と、少し不思議に思われる方もいるかもしれません。
今回お話を聞くキーワードは、和醸良酒
関谷さんのHPで知った言葉ですが、
「和の心は良酒を醸し、良酒は和の心を醸す」というもの。

少し長いですが、SAKE TIMESさんの引用をご紹介します。

和の心は良酒を醸す
酒造りは肉体労働です。重い米袋の持ち運び、冷たい水で行う洗米などつらい作業が多いため、蔵人全員が一丸となって酒造りを行う必要があります。一昔前までは、造りの期間だけ地方の杜氏集団が酒蔵に来ていたため、蔵人は同じ環境で寝食を共にしていました。共同生活をすることで、自然と仲が深まっていきます。
同じ釜の飯を食い、呼吸を合わせて作業して、美味しいお酒を生み出す。酒造りを通して蔵人同士の和が繋がっていき、その和によって良酒が醸されるのです。
良酒は和の心を醸す
良酒を醸す和は、酒蔵の外にもあります。
日本酒に欠かせない原料、酒米を育てる農家がいます。春から秋までたとえ台風や冷夏でも、栽培方法を工夫しながらお米を育てています。目標とする味わいの日本酒を造るために、酒蔵と農家は一致団結するのです。完成したお酒を飲み手が味わうまでには、酒販店や飲食店の売り手もいます。お酒に込められた思いを伝える人がいて、縁が繋がります。



美味しいお酒(そして食事も)ができるには、多くの人の手を経て出来上がる、のはもちろんのこと。
この美味しさを伝えたい、楽しみたいという人が集まり、気持ちがつながる。
その活動の輪がひろがること、美味しいお酒やご飯を食べることや楽しむことが、持続可能性や環境の保護、新しい仕事や循環のきっかけになる。

自分たちの毎日の食生活の中に、つながっている誰かや自然がもっと喜ぶきっかけがある。

この映画とトークセッションに触れながら、何よりこうした気持ちのこもったお酒とお料理を楽しみながら

お二人が揃って同じ場で話すのは今回が初めてとのこと!
日本酒好きの方、クラフトビール好きの方、是非ご参加お待ちしています!


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