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ゲーム遍歴のはなし・後編

はいはい。
3部作の後編です!
これまでのあらすじは以下2記事をどうぞ!

…という訳で、今回は大学入学以降、時代でいうとゼロ年代後半からスタートします。


何故我々は『PSU』に惹かれたのか

大学に入学してしばらくしたタイミングで、PSOの後継作であるPSUが発売されました。
しかし、私の記事を読んでいる皆さんならご存知の通り、PSUは発売直後に色々やらかしまくった上にゲーム内容も微妙で(しらないひとはしらべてね!)、悪い意味で歴史に残るゲームです。

ですが、私はPSU廃人と化し、必死にPSUというゲームをやり込むようになっていきます。
最終的には、サービス終了までの約6年間でプレイ時間は全キャラ合計でおよそ30000時間にも及びました。放置も多かったとはいえ。(ちなみにPSO2はサービス開始から現在までの約11年でおよそ7500時間(NGS含む)です)

…では、何故そんなク○ゲー微妙なゲームの廃人になったのでしょうか?
理由はシンプルで、「満足にPSOができなかったから」、ということに尽きると思います。
大学に入学して一人暮らしを始めたので、それこそ徹夜しても誰にも何も言われないですし、そのタイミングでPSOの後継作が発売されたら…まぁ、こうなるよね、というか。
他のオンラインゲームじゃダメだったのか、って疑問に思う方もいらっしゃるかも知れませんが、少なくとも私はファンタシースターの不満はファンタシースターでしか晴らせなかったのです。

意外に思われるかも知れませんが、私以外にも、PSU時代に知り合った友人・知人の中にはPSO2以降になっても「PSUが懐かしい」「PSU時代が一番楽しかった」と言う人が何人かいらっしゃいます。
PSUの一般的な評価から考えると「あんなク○ゲーが!?」ってなるかも知れませんが、そういう方ってよく話を聞いてみるとだいたい私と同世代なので、このあたりの世代はたぶん「PSU世代」、というか「初代PSOを満足に遊べなかった世代」なんだと思います。(単純にPSO未経験者もいたと思いますが、PSUプレイヤーの大半はPSO経験者でしたから当然羨望みたいなものはあったでしょう)
「PSU時代に廃人だった」というプレイヤーや、「PSU時代が楽しかった」と懐かしむプレイヤーの大半は、実のところ恐らくこんな感じなのではないのかな、と勝手に想像しています。良くも悪くも『PSOの亡霊』に魂を引きずられてしまった人たち、みたいな。

初めてのソニーハード

PSUの話はこれぐらいにしておいて、ゲーム全体へ話を進めます。
…といっても、キッカケはやっぱりPSUなんですけれども。

PSUのPSP移植、つまりPSpo1の発売に伴い、PSPを買うことになりました。
これが私にとって人生初のソニーハードです。

このPSP、それに加えてほぼ同時期に買ったDS・Wiiによって、私の「ゲームの選択肢」が大きく広がることになりました。
一人暮らしで徹夜で遊んでも誰にも何も言われない、そしてちょうどこの頃から「過去のゲームのアーカイブ移植」が増えだした時期です。

前編で少しお話した、小学生の頃に触ったことがなかったDQ・FFの2大RPGシリーズについてもこのタイミングで初めて触り、他にもいわゆる名作と呼ばれるゲームをいくつかDLで遊びました。
どれもゲームとしての出来が非常に良くて、やっぱり一時代を作ったゲームは凄いなぁ、と思ったのは間違いないのですが、肝心のゲーム内容は正直今から思い出そうとしてもどれもちゃんと覚えておらず、やっぱり大人になってから後追いでやっても小学生の時と同じ体験をするのは難しいなぁ、と思いました。
(前編で触れたいわゆる「オタクコンプレックス」はこの時代に漫画・アニメも含めて色々触れることができたおかげで、かなり解消することができました)

ちなみに、後にPSNovaをやるためにPSVitaも買いましたが、私が買ったソニーハードはPSPとVitaの2つだけで、据置のPSハードは未だに1つも買ったことがありません。
そうこうしているうちにいわゆる据置機はSwitchとゲーミングPC(Steam)である程度事足りる時代になってしまったので、まぁタイミングが悪かった、ということなのでしょう。
なので、(最近触ってないこともあって)ソニーハードの△ボタンと□ボタンの位置関係が分かりません。〇ボタンと×ボタンはよく話題になるのでさすがに覚えましたが。

ソシャゲ・スマホゲーの時代

さて、2010年頃からソシャゲが台頭してきて、携帯電話がスマホに置き換わると共にゲーム業界内で無視できない存在になってきました。
という訳でソシャゲ遍歴についても少々。

初期ソシャゲの2大プラットフォームであるモバゲーとグリー、いずれも一応アカウントは持っていましたがほとんど遊ばなかった記憶があります。
確かどっちか(モバゲーだったかな?)でPSU派生のソシャゲが出た(即終了しましたが…)のでそれはやりましたが。

で、それから数年後にスマホに買い替えて、初めて触ったソシャゲがぷよぷよクエスト
5年ぐらいでついていけなくなって辞めましたが、今もNGSの知人は続けてるそうで…というか地味に息が長いですよねこのゲーム…

その後はPSO2es、IDOLAとファンタシースター関連作を中心に遊んできている感じです。サクラ革命に手を出して見事な爆死っぷりを目の当たりにしたりもしましたが…まぁ、うん、しゃーないよねあれは…今でもちょっと勿体なかったのではとは思いますけれども…

ただソシャゲでも有名どころはほとんどやったことがないですね。興味があるゲームもありますけれど、なんだかんだで手を出せずに時期を逃し続けている感じです。
(私の場合一度手を出してしまうとハマってしまって抜け出せなくなってしまう性分もあるのでどうしても警戒してしまう、というのもあります)
あ、有名どころだとポケモンGOはリリース直後に数ヵ月だけやりました。ただ最近定年退職した父親が地味にハマっているらしくてちょっと驚いてます。(そういう層も取り込んだゲーム、だというのは情報として知っていましたがまさか自分の身内が実際にそうなっているのを目の当たりにすると…ね…)

あとタイトルは伏せますが、セガとは全く関係ない某ソシャゲをかれこれ2年ぐらい続けてます。
セルラン上位に来るような人気作・話題作ではないのですが、結構安定していて当面はサービス終了も無さそうな感じのいわゆる中堅どころ、といった感じのゲームです。あと女の子がかわいい。(これ以上ヒント出すとバレそうなので止めておきます)

現在に至る

…と、後半はかなり端折っていますがこんな感じで現在に至ります。
今はコンシューマーではほぼPSO2NGSのみ、ソシャゲもesと上記某ソシャゲの2本だけに絞っています。
興味のあるゲームはたくさんあるのですが、下手に手を出すと抜け出せなくなってしまうのでかなり意識的に抑えている感じです。

もちろん今後「どうしても遊びたい!」ってなる作品が出たら当然遊びますけども、しばらくはこんな感じになると思います。

中学~高校の頃は「いつか大人になったら時間とお金を使いまくってオタ活(当時はそういう言葉はありませんでしたが)しまくるんだ!!」って思っていましたが、いざ大人になってある程度の時間とお金の余裕が出来た時には一番大事なエネルギーを失っている…という、オタクあるあるをまさに実践してしまっている状況ですね。それでもアニメは今もある程度追いかけてますけれども。
でもやっぱり、余程のことがない限りこれからも細々とゲームはやり続けると思います。なんて言ってたら「余程のこと」が起っちゃうのが人生だったりするのですけども、こればっかりは神のみぞ知る、ということで。


…といったあたりで、3記事(計9000文字弱!)にわたる長いお話に付き合っていただきありがとうございました。
また次回、ネタがあればお会いしましょう!

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