学生時代を思い出す

今日は保育士試験。試験会場は外語大。外語大は、仲のよい幼馴染が通っていた大学。私も、大学受験の際は、頭のどこかに、外語大に入りたいという憧れがあったが、到底そこには及ばない学力で、憧れで終わっていた(笑)。

大学名に憧れはあったものの、実際にどこに大学があるのかもあまりわかっていなかったが、行ってみると、自宅から自転車で17分ほどの距離。とても近かった。

久しぶりに、大学のキャンパスに入り、学生時代のことを色々と思い出した。とは言え、私の学生生活は、華々しく充実したものとはかけ離れ、いわば暗黒時代だった(笑)。通い始めた1年目はいろんな希望で溢れており、「あんなことやこんなことをしてみたい!」と、意気込んでいた。しかし、実際始まってみると、自分の意思がしっかりないと、どうにでも流れてしまう大学生活。

私は案の定、見事に楽な方向に流れていってしまい、「こんなはずじゃなかった!」という思いから、理想とかけ離れた現実の自分とのギャップに苦しんでいた(笑)

私の人生の挫折は学生時代だったと思う。

そんなことを思い出しながら、キャンパス内で、試験を受けた(笑)

帰り道、キャンパス内を通りながら、ふと思った。

自由な時間がたくさん詰まった大学の四年間、何のしがらみもなく、自分の好きなことをやろうと思えばいくらでもできる時間というのは、今の私からすると、めちゃくちゃ贅沢な時間だなぁと。

あの時の私にはわからなくて仕方ないのだが、子育ても落ち着いて、時間とお金に余裕ができたら、もう一度大学生を味わいたいなぁなんて思った。

若者の中にポツリとおばさんが入るのは、何だかやばそうだが(笑)、それはそれで面白い気もする。

大学生活の四年間というのは、長い人生の中で、自分の好きなタイミングで味わえるような、フレキシブルな使い方っていいなぁとなんとなく思った1日だった。

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