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うまくいく教育育児環境づくり

障害児の教育は骨が折れるは、こころが折れることが多いだろう。
そういった家庭はたくさん見てきたし、あとで笑い話にしてくれる保護者も多くいる。

しかし笑い話ですまないことがほとんどではないだろうか。
当時の切迫した中で、適切な判断が出来ず、精神的にもすり減ってしまう保護者も多いだろう。最悪の場合、死に結びつけてしまう結果を招いてしまうことも少なくはないはず。

子供は結果的に事態は悪化することなく、よくもなければ悪くもない、現状維持程度の成長をしていき、保護者側もだんだんとそのハードルが下がっていっている方もいる。


そのため、あの頃と比べたら、、なんて語り始めてしまい、今という時間を落ち着いているからこそ何もしていない保護者もいるはず。
これは少し耳が痛いが、、

しかしだな、そういった家庭は環境さえ整えることが出来ていたなら救われていた可能性はある。さらに今後の教育を頑張るモチベーションにつながることもあっただろう。



今回はこのような環境づくりを行うことで、実際に自分の子供の成長や、教育へのモチベーションを保つことが出来るような方法をお伝えしたい。
ぜひ最後まで見てくれ。

トライアングルストラテジー

いかなる状況下においてもこのトライアングルを作り出さなければ、
家庭環境の構築は容易ではない。子供との関係性を作り出すのはとても難しくなってくる。


教育機関との関係

教育現場の人間とうまくいかないパターンは誰しも経験する。

そもそも教育はとても難しい。勉強は段階的に指導していくことが出来るが、情緒や人間として成長を教育していくことはとても難しい。

しかし障がい者教育の現場では、身辺自立や、情緒の成長など生きるうえで必要不可欠な力を身に付けていかなければならない。

この難しい教育の手段を持ち合わせていない。
それがなくても仕事して成立するのだ。ノルマがあるわけでなく、できなければできないでいい。
それでいて教師は人間である。
なので保護者が困っていたとしても、それ以上頑張ろうとする人は少ない。

すれ違いを生んでしまうのはこのあたりからだろう。

保護者側からすれば助けてもらいたい人は多い。しかし彼らはいくら頑張っても何も変わらないのだ。

ならば学校には何を求めるのか。

それは過度な期待を持たず、想いを込めすぎないこと。
過度な期待というのは学校教育で必要なもの以外を求めないことであり、これを学校側に求めるとき、保護者側のしてほしいことが学校で可能な範囲を大きく超えていることが場合が多い。

そのため学校側は対応することが面倒になり、うわべだけの気遣いの発言が増える。
保護者側はよくわからない嫌悪感と、実現不可能な要求をし続ける状況が生まれる。

こうなってくると関係性がうまくいくことはない。年度替わりまでずるずるとした関係になってしまうだろう。

これを回避することは、より現実的な忖度のない話をできる環境を作ることで、今の自分の子供がどのような教育が必要で、どのような段階なのか見えてきやすくなる。

子供のことを思うのであれば、まずはこの関係を作ることが出来る状態を目指す必要がある。

しかしだな、保護者ってのはホントにメンタル的にも弱っていたり、何か支えを欲している場合は多いんだよな。

でもここもフォローできる先生はホントに少ないという事は頭に入れておいてくれよな。

家庭での生育環境

ここは守りたいところは一つ!
家庭では家庭ならではの環境を作ること。

子供のよき理解者であり、もちろん子供と同じ目線に立つことはなく、
大人であることを体現し続ける。
子供にとって時にはわがままも言えるような環境を作る必要がある。

これがどちらかに偏ったり、学校や外部がこのような立ち位置になると、成長をコントロールしていくことはとても難しいだろう。
子供は学校や外部で家のことを悪く言うのだ。
家庭が本来子供にとってよりどころとなる。腐っても親が好きだ。
いちばん見ていてほしい。外部の人間はこの役割を任されても親の代わりにはなれないのだ。

だからこそ子供は学校や外部で挑戦し、そして失敗したときや打ちのめされたとき、こじれることがない最善の答えを家庭で出してあげることによって立て直すことが出来る。

間違っても親のストレスを子供にぶつけることはあってはならない。
親は親としての威厳を持ち、子供からたよられる必要がある。
これは誰の為かというと子供の為である。


外部の有効活用

トライアングルの最後は習い事や、放課後等デイサービスなどの第三者による関わりだ。
これは一番重要になるというか、うまく使うことで子供成長は飛躍的なものとなる。

まず役割についてみて行こう。
放課後等デイサービスなどは、世間からすると何か特別なことをするようなイメージはある。
しかしサービスとしては何かするには時間も少なく、人員、人財ともに乏しい。
そのため託児、学校から保護者への伝達この2点が強いのではないだろうか。
学校に対しても第三者としての情報が手に入れやすく、
家庭内での暴力などの発見や早期対策ができる。
このバランスをうまくとり、トラブルが起きにくい環境を作っていくことが全体的に良好な関係づくりになる。

もちろん子供も様々な大人と関わることになるため、外れと出会わなければ、、、、
良い成長を遂げるでしょう。

他にもショートステイなどもある。
こちらは自分と子供の距離を正常に保つために積極的に利用するべき。
やはり障害児の保護者は緩くはない。
どうしてもストレスとの戦いにはなっていくので。
きれいごとばかりだと壊れてしまう。

学校に対する不満等も、相談支援員を通すことでケース会議を開いてもらったりして解決に向かうこともできるだろう。

保護者の人生を含めて支えてくれるのが第三者機関だと言える。
有効活用し、よりよい環境を構築していく必要がああると言える。



まとめ

トライアングル戦略で、よりよい環境を作っていき、進路の選択や、社会人での選択、親亡き後の選択など、様々な可能性を模索できるように整えていけるのではないだろうか。

みんな孤独に感じることなく、協力しあって、福祉も活用しながらまえを向いて歩んできましょう。

みんな一人じゃない。

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