見出し画像

三浦春馬の楽しみ方〜君は変幻自在の万華鏡➀~

rev.0 2021.1.14
rev.1    2021.10.9

**************************
作品紹介のリンクを貼り直しました。なお、本記事の文章は、rev.0当時のままです。(rev.1    2021.10.9)
**************************

春馬くんの魅力は数えきれないほどあるけど、その最も大きなものの一つとして役によって変幻自在に変わることにあると思う。まるで万華鏡のよう。

あの日以来、春馬くんを追っていくうちに、「なにこれ~っ!?全然違う人~?」と驚かされっぱなしだった私。

特に春馬くんのファンではなかった人の口から「え?あの役、三浦春馬だったの!?」って言葉を聞くことが多いのも、役によって全く別の人になってしまうからだよね。いくら視聴率を取っている人気のある役者さんでも、「何をやってもその人」っていう人が結構いる中、春馬くんのように全く同じ人に見えない役者ってやはり稀有だと思う。

よって、「え~っ!?この役とこの役が、ほとんど同じ時期に演じてるの~!?」と比較しながら見るのが、私の三浦春馬の楽しみ方の一つなのである。

まずは広斗と拓人の違いに驚かされた

まず、春馬くんにはまりだしてから、私が一番最初に驚かされたのは、この二役の違い。

『ラスト♡シンデレラ』のキラキラ王子様広斗君(2103年4月~6月)と

その半年後に始まった『僕のいた時間』の、ALSにかかってしまう繊細な拓人(2014年1月~3月)

わずか半年の違いでこの違い!!

髪型や洋服はそりゃあもうスタイリストさんの腕もあるのだろうけど、体形や頬のこけ方なんかは、春馬くんの努力の賜物。

それにも増して、醸し出す雰囲気が全然違う。
どんな女子でも速攻で落としてきたと思われるイケメン広斗は、色気たっぷりで自信満々で歩き方も少し肩を前後にゆすって歩く(第一話のパーティに潜入したあたりなど特に!)。一方、拓人はいつも真っすぐに相手に対峙する。体の向きも真っすぐ。真っすぐに相手を見る。純粋さと芯の強さが表れている。

いかにその役の人物を自分の中に落とし込んで、イメージを作り込んで演じているかわかるよね。

か弱げな白石ちゃんから精悍なアスリート、不良の風間まで

さらに作品を見ていくと、いやいや、10代の頃からそれはもう!演じ分けがすごいのだ。時期が近いもので比較していくと・・・

『貧乏男子 ボンビーメン』の白石ちゃん(2008年1月~3月)
小栗旬さん演じる一美を慕う幸薄くて気弱で生真面目な白石ちゃん。華奢で色白で斜め分けの黒髪で、ピュアでひたむきな白石ちゃんそのもの。


映画『奈緒子』(2008年2月公開)の雄介。日焼けした精悍な顔立ち。しっかり筋肉のついたしなやかな体。強めの視線は、強い意志を持つアスリートの証。

『ごくせん 第3シリーズ』(2008年4月~6月)の風間鎌。顎を少し上げ気味に、ポケットに手を入れた構え。声も強め。仲間想いですぐ熱くなるクラスの中心人物。

こんなに違う?!髪型だけでなく、眉の形もそのキャラクターのイメージに大きく作用しているけど、そういう外見の違いだけじゃないよね。特に、あんなにナイーブでか弱げな白石ちゃんと強気で生意気な廉くんが同じ人だなんて、おそらくわかってない人いっぱいいるよね。

もっと若い頃を見てみよう

更にもっと若い春馬くんを見てみたら、驚愕が止まらない。

映画『アキハバラ@DEEP』(2006年9月公開)のイズム。アルビノで日光に弱い天才ハッカー役。声変わりするかしないかの可愛らしい声と可愛らしい表情。理論的で冷静なイズム。髪の毛も長めで、美少女のよう。

『14才の母』(2006年10月 ~ 12月)の主人公を妊娠させてしまう名門進学校に通う桐ちゃん。いつも思いつめたような表情で、良心の呵責に苛まれ悩みぶつかりながら、自分の生きる道を選び取っていく。

『功名が辻』の土佐藩初代藩主山内一豊の養子として育てられるも後に出家する僧侶湘南役(2006年12月頃?放送)。坊主頭も光り輝き、神々しいっていったらない。

映画『恋空』(2007年11月公開)の金髪で不良のヒロ。川のように周囲を激流に巻き込む。まっすぐで感情の起伏が激しいが、強い愛情を持つヒロの強い芯が見えるよう。

こんなに若いうちから、わずか1年ほどの間に、こんなに振り幅の大きな役柄を演じて、そのキャラクターになりきるなんて、そんじょそこらのイケメン俳優にはできっこない(言葉が悪くてすいません)。

もっともっと若い、子役の頃のものはあまり見れていないので語れないけれど、きっと子役時代から役になりきり三浦春馬を消す術は発揮していたんだろうな・・・

あ~!まだまだいっぱいあって、書ききれない!長くなってきた(汗)

このシリーズは、まだ続くことになりそう。

続きはこちら↓





















いただいたサポートは三浦春馬くんの作品鑑賞や媒体購入に充てさせていただき、更なる春馬くんへの愛につなげたいと思います。