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北千住にこんな店が!〜ビールを楽しもう「さかづきBrewing」

7月9日、ラグビー・ジャパンが善戦するも敗れた国立競技場を後にし、私と妻は北千住へと向かった。

私の生活圏からは遠い場所、北千住に行くのは2回目。1回目は、居酒屋の名店「大はし」訪問のためだった。誰だかが唱えた、“東京三大煮込み“の一店である。他は、月島「岸田屋」、森下「山利喜」で、私は「大はし」のみ訪れたことがなかったのだが、数年前、近くに仕事で行く予定があったので、念願の入店を果たした。

再訪したいと思っていたが、北千住までは我が家から小1時間、道のりはなかなかに遠かった。そんな場所だが、意外なことから足を踏み入れた。

ラグビー観戦後、これに合わせて上京していた中学高校の同級生を囲もうと会がセットされたのだが、その場所が北千住にある「さかづきBrewing」。国立競技場からは大きく離れたこの場所が会場となった理由は、母校の化学の先生のお嬢さんが営んでいるということ。

そんなつながりで、同級生6名プラス私の妻、上京してきた友人は母校で教師をやっていて、その教え子、つまり我々の後輩2名も参加しての飲み会とあいなった。

“Brewing”と称するだけあり、ビールがメイン。しかもウリというだけではなく、 この場所で醸造しているのだ。座席の窓越しにタンクが見える。

我々が教わった化学の先生は、当時若手教師の一人で、僕らは親近感を持って接していた。その先生のお嬢さんが、大学院で微生物を研究し、大手メーカーの醸造セクションを経て独立(参照した記事はこちら。なお、2016年開店の後、2020年に移転)。その彼女が作るビールを、お父さんのかつての教え子の我々が飲ませていただく。なんだか、素敵なサイクルである。

ビールの種類は当然多数、選ぶのも難しいので、とにかく片端から注文した。普段なら、ビールは1・2杯で終了なのだが、それぞれに個性があるので飽きない。しかも、フレッシュなせいか、お腹にもたれず、何杯もいけてしまう。

昔のバカ話中心の同窓会なので、メニューの解説をじっくり読む余裕がなかったが、素晴らしいビールが作られ提供されていることは体感した。

ソーセージ、酸味を効かせたポテトサラダなど、フード・メニューも充実している。当然ながら、店は大繁盛である。

北千住は、“住みたい街“として注目されていると聞いている。その理由の一つには、「大はし」のような伝説の飲み屋と、「さかづきBrewing」のような新しい店が混在していることにもあるのだろう。“酒場“は重要な生活インフラである。

次回は、バー・スペースでじっくり味わいたいとも思う。頑張って遠征しよう!



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