無印良品のレトルトカレー〜「隠れた名作」ベスト1は
有楽町のビックカメラの前を通りかかると、期間限定で「レトルトカレーミュージアム」なる催しが開催されていました。
妻との二人暮らし、家でカレーを作るこというはなくなり、レトルトを色々楽しんでいる身としては、ちょっと覗きたくなります。
全国から集めたおびただしい数のカレーが並び、途方にくれるのですが、ランキング好きの日本人用に、しっかり「人気1位はコレ!」とアピールされている商品が並びます。見ると、大阪北新地のバー「玉鬘」のバターカレー。 一つなんと1080円。いくらなんでも、レトルトカレーに千円超えはないと、退散したのでした。
その数日後、8月22日付の毎日新聞の夕刊に、“無印良品のレトルトカレー 本場で学び「看板商品」に“と言う記事が掲載されていました。
MUJIのカレー、千円超えなどという法外な要求もなく、種類が多くてクオリティも高いので、しばしばお世話になっています。
記事によると、インドやタイなど現地に赴き、カレーを学ぶ取り組みを続けていると紹介されています。「バターチキン」は、2014年に現地シェフから、カスリメティというこの料理には欠かせないスパイスが入っていないと指摘され改良、さらにインド料理に欠かせないバター、ギーを使用しているとのことです。
こうして改良が続けられた「バターチキン」は、不動のランキング1位に君臨、ちなみに、2023年の1〜7月売上高では、2位「牛ばら肉の大盛りカレー、3位「グリーン」と続きます。
一方で、「隠れた名作」にスポットライトを当てる企画も実施されたそうで、売り上げ上位を除いた34種類からスタッフが投票で8種類を候補として選出。これらを対象に、6〜7月に消費者によるネット投票が実施されたそうです。
さて結果は、私の大好きな「サグチキン(ほうれん草とチキンのカレー)」(税込490円)がはえある第1位に輝きました!!
2021年に欠品が続いていて、一度記事にしたのですが、再度ご紹介します。
“サグ“とは菜の花という意味ですが、このカレーは代わりにほうれん草、ケール、小松菜が使用されている、カレー界の青汁です。
MUJIのサイトでは、<ナンと一緒に食べるのがおすすめです>と書かれています。私も初めて食べた時に、ご飯との相性についてどうかと思ったのですが、ご飯にもバッチリ合います。素晴らしいカレーで、我が家では常備しています。
書いていると食べたくなって来ました。
「隠れた名作」の「サグチキン」、ぜひ試してみて下さい。
タイカレー系では、「ゲーンパー」が「隠れた名作」ではないかと思います。上記の記事や、ランキングには登場しませんが、しめじ、たけのこ、キクラゲを使った作品です
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