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あの伝説の女優に会える〜「マーダーズ・イン・ビルディング」シーズン2

ディズニープラスのオリジナル・ドラマ「マーダーズ・イン・ビルディング」。先日シーズン1について書きましたが、そのエンディングはシーズン2につながるもの。続けてシーズン2に突入しました。

スティーブ・マーティンマーティン・ショートのコンビを久方ぶりに楽しんだシーズン1。2人にセリーナ・ゴメス扮するメイベルを加えたトリオが、彼らの住むニューヨークのアパート“アルコニア“で起きた死亡事件を、ポッドキャストで配信、そして事件解決に向けて。。。3人の関係性、彼らを取り巻く“アルコニア“の住人たちを描いていきました。

今回は、続く、シーズン2は、ヒッチコックが得意とした“巻き込まれ型“。彼ら自身が殺人事件の被疑者となり、その真実を明かそうというドラマです。シーズン1で展開された人間関係をベースにドラマは膨らんでいきます。

シーズン1は設定そのものが斬新なこともあってか、少し手探りのところもあったように思いますが、シーズン2はドラマが練れてきて、より一層楽しめる構成になっており、ミステリーとしてのひねりも効いています。

新たなキャラクターとしては、チャールズ(スティーブ・マーティン)の娘ルーシー(Zoe Colletti)、メイベルに絡むアート・スタジオで働くアリス(モデル/女優のカーラ・デルヴィーニュ)が登場します。

シーズン1同様、にゃっと笑えるシーン、セリフが散りばめられていると共に、3人の過去や人となりがさらに掘り下げられるのも興味深い演出です。

そして、シーズン1の大物ロックスターに続いて、「えっ、あの人が!」というゲストが登場します。ここからは、知りたくない方は読むのを止めて下さい。

↓の予告編にもほんの少し登場します。ただし、これで分かったら凄いです





それは、シャーリー・マクレーンです。と言っても、ピンとこない人も多いと思います。私にとっては、(もちろんリアルタイムで見ていませんが)1960年ビリー・ワイルダー監督作品「アパートの鍵貸します」が素晴らしかった。ジャック・レモンを相手に、お洒落なラブ・コメを演じました。

さらに、彼女のデビュー作、ヒッチコックの「ハリーの災難」。 20歳そこそこのシャーリー・マクレーンは、中性的な魅力で他の誰にも出せない魅力を発散していました。

今年で88歳となるレジェンドが、元気な姿を見せてくれます。また、放たれるセリフにもウィットに富むものがあります。

シーズン3の制作も決まっていて、また来年も楽しめそうです


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