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「BRUTUS」山下達郎の音楽履歴書〜新アルバム「SOFTLY」と共に

6月22日、山下達郎11年ぶりのニュー・アルバム「SOFTLY」が発売となった。彼を最初に認識したのは、高校卒業の前後。1978年のアルバム「Go Ahead」が友人間で話題になり、スキー場の宿で“BOMBER“を流し盛り上がっていた。次のアルバム「MOONGLOW」を買い求め、長く愛聴していた。あの頃は、こんな長い付き合いになるとは思ってもみなかった。と言うより、還暦の自分など想像しようともしなかった。

ニューアルバム、そして全国ツアーが始まった中、山下達郎はアルバム・プロモーションを兼ね、メディアに露出している。そういう世界とは縁遠い人だけに、貴重な状況である。

自身の番組、TOKYO FMの「サンデー・ソング・ブック」では、「SOFTLY」発売に先がけ、2週に渡り放送で新譜を紹介した。

そんな中、雑誌「BRUTUS」がやってくれた。これまでも、「サンソン」関連の特集もやってきたが、今号は“Tatsuro's Song Book〜山下達郎の音楽履歴書“と題し、大々的な特集を打った。(私の読んだのは、dマガジンによる配信版)

山下達郎は自主制作盤を出してから50年になる。その歴史を振り返った、クリス松村による8時間に及ぶインタビュー。そこには偶然と必然が入り混じった、音楽関係者との交流に始まり、かなりマニアックなネタまで、大いに楽しめる。

間に挟まる形で、その仲間たちの証言。矢野顕子、鈴木雅之、大貫妙子、林哲司、細野晴臣。そして、特集の最後を飾るのは竹内まりや。

雑誌の凋落が言われるが、これだけ充実した特集を読むと、まだまだ可能性はある。「BRUTUS」偉い!

そして、新アルバム楽しみましょう! 元気をもらいましょう!
達郎は来年古希、私は「人生は六十一から」です。


尚、昨夜(6月21日)のニッポン放送「オールナイトニッポン・ゴールド」に山下達郎はパーソナリティーとして出演。「ANN」2部を担当した若き日の頃、ニッポン放送の思い出なども語り、楽しい放送となっている。(今朝の通勤時、radikoで前半を聴きました)


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