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EGOTって何?〜配信ドラマの道標に

アメリカのエンターテイメント業界における重要な4つの賞、その全てで受賞を果たした人をEGOTと称する。

ここで問題、”G”は音楽界におけるグラミー賞、“O”はオスカー、映画におけるアカデミー賞。それでは、残る“T”と“E”が表す賞とは何でしょう?

“T”は劇場でのパフォーマンス、芝居やミュージカルなどに対して与えられるトニー賞。日本でも有名であり、明日(9月27日)の授賞式はWOWOWで生中継される。

多分、“E”が日本ではあまり馴染みのない賞だろう。テレビのプログラムに与えられるエミー賞である。当然で、テレビの世界はある種ローカルなもので、アメリカで放送されている殆どの番組は日本では見られない。私も、エミー賞はあまりフォローしていなかった。

ところが、配信サービスの拡大に伴い、見られるコンテンツが膨大となり、観るべきものの選択に迫られることになった。そこで、私は一つの手がかりとしてエミー賞の受賞作品を参考にした。「マッドメン」「ジ・オフィス」「ウォッチメン(TVシリーズ版)」などである。

エミー賞は膨大なカテゴリーがあり、私も全てを把握していないが、最も重要な賞は、“Prime Time Emmy Awards”であり、チェックすべきはコメディ部門、ドラマ部門、限定/アンソロジー・シリーズ( Limited or Anthology Series)だと思う。

そのエミー賞、第73回の授賞式が先日9月19日に開催された。結果だが、ドラマ部門は以前少し触れたNetflixの「ザ・クラウン」(シーズン4)が受賞した。昨年配信の新シーズンでは、ダイアナ妃が登場、作品賞のみならず、主演男女優、助演男女優、監督、脚本と主要部門を独占した。

限定/アンソロジーシリーズでは、これまた書いたNetflix「クィーンズ・ギャンビット」が受賞。新たな発見はないのかと思ったが、コメディ部門のApple TV「テッド・ラッソ〜破天荒コーチがゆく」。アメフトのコーチが、サッカーのコーチを務めるというドラマ、気になっていてダウンロードしていたのだが、観ていなかった。次はこれを観よう。

そう言えば、今日の新聞に文化庁の「国語に関する世論調査」の結果が記事になっていた。その中で、意味が変化している言葉の例として、「破天荒」が挙げられていた。本来の意味は<だれも成し得なかったことをすること>だが、<豪快で大胆な様子>を選んだ人が過半だったとのこと。

このサブタイトルの意味はどちらだろう?

「破天荒」<(『天荒』は天地未開の時の混沌たるさまで、これを破り開く意味)今まで誰もしなかったことをすること。未曾有。前代未聞> 〜広辞苑第7版


献立日記(2021/9/25)
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