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NFL2023年シーズン開幕(その2)〜NFCを展望する

(承前)

本日はNFCの展望である。引き続き、ポジション名がない場合はQBである。

こちらは難しい。昨シーズンにスーパーボウル進出した、ジェイレン・ハーツフィラデルフィア・イーグルスが軸になることは間違いないだろう。控えQBにマーカス・マリオタを獲得したことも大きい。いずれのチームも、正QBの怪我に対応する能力が問われる可能性があり、その点でもイーグルスは盤石である。

問題は、その次に続くチームである。NFC決勝で対戦したサンフランシスコ・49ers。強力ディフェンスは、安定性という観点からは大きなプラスであるが、要のDEニック・ボサが未だ契約に至っていない。(2023.9.7 追記:正式発表ではないが、ボサは49ersと5年$170Mの契約延長で合意したとの報道。これで、 QB以外のプレーヤーとしては、最高額の報酬となる)問題はQB。ドラフト3位で指名し、昨シーズンは正QBに指名したトレイ・ランスをカーボーイズに放出。ランス、ガロポロ(レイダーズに移籍)と相次ぐ負傷の中、チームを救ったルーキーQBのブロック・パーディーにチームを託すことになった。開幕戦はTEジョージ・キトルを欠きそうな中、パーディーは本物であることを示せるか?

北地区を制した、ミネソタ・バイキングスをどう考えるか。Netflixのドキュメンタリーにもなった、カーク・カズンズの下馬評はあまり高くない。昨年のリーグNo.1レシーバー、ジャスティン・ジェファーソンと共に、頑張って欲しいのだが。

同地区のデトロイト・ライオンズの評価が高いが、そうなの? 昨シーズンは、前半が1勝6敗、後半が8勝2敗。どちらが本当なのか? なお、パッカーズは、SI は評価しているが、一般的には芳しくない。

南地区で昨年優勝したタンパベイ・バッカニアーズは、ついにトム・ブレイディが引退し、ベイカー・メイフィールドに託す。キャロライナ・パンサーズは、アラバマ大からドラフト1位で入団した、ブライス・ヤングが先発起用される模様。楽しみな一人だが、流石にルーキー・シーズンはつらいだろう。

ということで、南地区はレイダーズからデレック・カーを獲得、ディフェンス力の高い、ニューオーリンズ・セインツに本命印を打つ。セインツについては、スケジュールにも恵まれている。そのことについては、明日おまけで分析を記載する。

こうやって並べてみると、イーグルスを追うのは、同地区のダラス・カーボーイズのように見えてくる。

NFCの予想は次の通り。赤字はプレーオフ進出チーム。

それ以降の予想はしないが、SI誌によるとスーパーボウルはイーグルスがベンガルズを下すとしている。
さぁどうなるか〜

来年2月のスーパーボウルに向け、楽しみましょう!!


私に予想は次の通り(赤字はプレーオフ進出)




こちらはSI誌の予想

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