見出し画像

サッカー欧州選手権「Euro 2000」開幕〜複数国開催かつ有観客

東京オリンピック同様、1年延期となったサッカーの欧州選手権、「UEFA EURO 2020」が開幕した。イギリス・欧州においては、オリンピックよりもはるかに盛り上がるイベントである。ちなみに、前回2016年大会は、ポルトガルが開催国フランスを決勝で下し初優勝を遂げた。

欧州のチームのみということもあり、ある意味W杯よりレベルが高いとも言える。また、もう来年に迫ったW杯カタール大会を占う意味でも重要である。

グループステージは、概ね日本時間で夜10時、1時、4時キックオフの3試合が基本になっている。私は大体5時前後に起床するので、起きると3試合目の後半になっている。あとは、これに加えて、カードによって睡眠を如何にコントロールするか、録画をどう駆使するかが、これからのポイントである。

さて、パンデミック下での開催地であるが、本大会はUEFA(欧州サッカー連盟)60周年記念として、欧州11カ国(11都市)での分散開催となっている。オリンピックの開催是非を議論している日本とは、ちょっと次元の違う状況である。

細かい背景は割愛するが、結果として、イタリア、オランダ、イングランド、スペイン、ドイツはグループ・ステージの3試合を全て自国でプレーできる。さらに、準決勝・決勝は全てロンドンで開催される。いつも以上に、イングランドは盛り上がる可能性がある。取り敢えず、初戦は1−0で同組のライバル、クロアチアを下した。イングランドとスコットランドは、頑張って欲しい。

注目のグループは、いわゆる”死の組”となったグループF。ドイツ、フランス、ポルトガル、ハンガリーという構成である。なお、各組2位と、成績上位の3位4チームが、決勝トーナメントに勝ち上がる。

日本人としては、観客の有無が気になるところ。TVを見ていると有観客である。ちょっと調べてみると、キャパシティ等については、開催地の判断となっている。

UEFAのサイトによると、ロンドンは最低でも25%となっている。会場のウェンブリー・スタジアムは90,000人収容なので、最低でも22,500人の観客、初戦の実際は18,000人強だった。また、観客にはコロナの陰性証明またはワクチン接種証明が求められている。

サポーターが国境を越えて移動する際は、出入国時の制限はかかるが、地域によってはチケット所持者に対する例外措置(入国が容易となる、隔離義務の免除など)が施されている。

日本には日本の固有の事情があるが、世界の動きはこういった状況にあることも理解する必要があるだろう。

そんなことはともかく、しばらくサッカーを楽しもう



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?