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クリスマスの鶏2023〜今年はシンプルの極みで

クリスマス・デイ、一時帰国している次女が「花山うどん」に行きたいというので、日本橋店に向かいました。11時開店の店ですが、到着したのは11時7分、既に結構な行列です。明治27年創業、群馬県館林市に本店があるうどん屋ですが、次女を含めてインバウンドの観光客の間で有名らしく、行列の7割は非日本人という感じです。私は今回初めて存在を知りました。

うどん屋だから回転は早いだろうと思ったのですが、列は遅々として進みません。結局入店したのは12:38、1時間半並んで体は冷え切ったので取り敢えず熱燗をお願いしました。注文したのは、この店の名物鬼ひも川と上州麦豚を使った鬼釜と小釜飯のセット。鬼ひも川は、きしめんの三倍くらいの幅の薄いうどん。何もつけずに一口食べましたが、香りの良いうどんでした。

一口食べた後は、つゆをかけ温泉卵を崩して混ぜて食べましたが、麺のツルッとした食感を楽しみました。予想外に美味しかったのは、釜飯。小エビや舞茸の天ぷらがのっているのですが、炊き込みご飯の味がなかなかのもの、天ぷらにかかったつゆも甘ったるくなく満足です。ただ1時間半待ちは。。。

夕食は本題のローストチキン。その前に前菜ですが、洋風なめろうを作りました。スーパーで買ったアジのたたきをボールにあけ、つまの大根やシソはみじん切りにして加えます。さらに、ドライトマトとオリーブを刻んで合わせます。レモン汁とオリーブオイルで和え、味を見て塩胡椒、これだけです。

ローストチキンは、昨年に続きこのサイトのレシピを参考に。今年はかなり忠実に、シンプルの極みで焼きました。使用したのは、成城石井で調達した大山鶏1.6kg。全面に塩をして、ラップをせずに冷蔵庫で半日おきま、塩を浸透させ水分を飛ばします。

詰め物なし、足のしばりもなし、中にはローズマリーとタイムを入れ、表面にバターをぬるだけ。まわりにはジャガイモを置き、オーブンを100度にして90分焼きます。残り30分のところで塩コショウしてオリーブオイルを振りかけたエシャロットと芽キャベツを一緒にローストしました。

90分経ったところで、オーブンを250度に上げまずは野菜を仕上げ、続いてチキンを入れて10分。これで皮がパリッとします。

実に簡単に出来上がったローストチキン。関節に包丁を入れて、ドラムスティックを2本、さらにモモ肉を切り離し食べ始めます。肉汁がかなり出てくるので、これは鍋にあけ、ロースティング・パンに残っている油を入れて火にかけ、塩胡椒してグレービーソースにします。

胸肉はしっとり柔らかで、ソースをかけると味がグッと引き立ちます。

次女が持参してくれた、イタリア〜エミリア・ロマーノ州の泡で乾杯です!

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