性格が良くて誠実な人を取ることが会社を成功させる一番の近道である - ユニコーン企業のひみつ

こんにちは、佐藤@読書好きプログラマーです!
「無駄な知識など存在しない」をモットーに日々雑多に本を読んで個々で吐き出しています。

今日は会社がうまくいく一番の方法は性格が良くて誠実な人を集めることだと思うって話をしようと思います。

最近、以下の本を読みました。

ユニコーン企業であるSpotifyの事例を元に記載された本で書いてある内容はとても為になりますが、Spotifyという一社を元にユニコーン企業全体を語るというのはちょっとやりすぎかなとは感じました。
書いている内容を読むとガチガチのBtoBの会社で働いていた著者がBtoCの会社に移動したことで感じた衝撃をまとめた本であり、BtoCの会社で働いているのであればそこまで衝撃を受けることもないのかなと思います。

ここに記載していることを一言でまとめると開発者にすべての権限を与えよって言うことにつきます。開発手法がウォーターフォールだろうがアジャイルだろうが何でもいいんですが、開発者ができないといったら出来ないし出来るといえば出来るということをいかに尊重できるかが重要であり、尊重できないのであれば開発者は逃げていっていまいます。

しかし開発者に全権を与えることには開発者が絶対的に信頼できる人であるという前提条件があります。
開発者がサボるのであれば、開発者が言うことを信じることができなくなり全権限を与えるなんて出来るわけありません。同じ方向を向いてサボらずに全力で開発してくれているのであれば、全権限を与えたほうがうまくいくと書いているに過ぎません。

これは開発者に限った話ではなく、営業でもそうですしカスタマーサービスでもそうです。個人の裁量が大きくなればなるほど個人がやれることは大きくなり個人の力は最大限に発揮されます。

なので、まずは良い人を集めるしか無いんです。
社員同士が相手がさぼらずに最大限の力を発揮している信頼関係が構築された後に初めてできる話がこの本には書いてあり、社員同士が疑心暗鬼でギスギスしている環境でこの本に書いてあることをやってみても失敗すると思います。

権限があるから頑張るのか、頑張るから権限が与えられるのかは鶏が先か卵が先かみたいな話ですが、個人的には社員同士の人間関係は社員の人間性はどれだけ良い人を集めれるかによると思っています。
既に相手を蹴落としてでも上に上がるという人が集まっているのであれば、その人達を一掃して良い人を集めることから始めるべきなんでしょうね。

既にギスギスしている会社で働いているのであれば、この本を読むとこんなことできるわけないと思うかもしれませんが、実際にやっている会社もあることですしまずは別の会社に移ってみるといいかもしれませんね。

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