【がん治療と重曹】ポスト・シモンチーニの最前線を追え
「がんは真菌(カビ)で、重曹で治せる」、そんな情報を目にしたことがあるだろうか。初期の提唱者にイタリアのトゥリオ・シモンチーニ博士 (Dr. Tullio Simoncini)がおり、日本国内では『イタリア人医師が発見したガンの新しい治療法 重曹殺菌と真・抗酸化食事療法で多くのガンは自分で治せる (世古口 裕司/著)』においても紹介されている。当著作は2019年に刊行され、朝日新聞への広告出稿後に一部から批判を受けるなど、どこか色物扱いとなってしまっている。批判勢力の中には「