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空回り婚活記:第5話 恋愛アドバイスに悩む 後編

さて、前回いかにいろんな人からもらうアドバイスが私に効果が薄かったかということについて書いてきましたが、この内容まだ続きます。くどくてすいませんね。

そういえば「結婚制度」について前回の話で色々書きましたが、とある「結婚を勧めない婚活アドバイザー」を標榜する方が、結婚は意味がない、ただのルールに過ぎない。お互いが一緒にパートナーとしてやっていくことに同意さえすれば結婚しようがしまいが関係ない、という話をしていましたが、うんうんうんと100回ぐらいうなずいてしまいました(心の中で)

ということで、第5話がスタートです。

4「好きな人と結婚したい」は贅沢なのか?


「結婚したい」という部分だけとると、好きな人であることに拘る必要はないんだと思います。だけど、私はずっと「好きになる人と結婚したい」と思っていました。

実は私に告白してくれる人がいなかったわけではないんです。数えてみると、憶えているだけで6人はいました。

だけど、その時はいつも他に好きな人がいたり、好みのタイプじゃないという理由でお断りしていました。他にも告白はないけどもしかしたら私のことが好き…?と思うこともあり(妄想かもしれませんが)もし今だったらその中からお付き合いしていたかもしれません。当時は「とりあえず付き合ってみて、関係を育てていく」という発想がなかったなと、お互いにとって勿体ないことをしていたのかもしれません。

「好きな人と」結婚したいと思わなければ、結婚できるチャンスは物凄く広がると思います。私に告白してくれた人から選べたかもしれませんし、結婚相談所などで紹介された人と結婚するという手もあったでしょう。

昔の結婚は親が決めた相手だったりして本人たちに選択権がなかった頃もあって、そんな頃でも幸せな夫婦生活を送った人達もいると考えたら、自分で選ばない相手でも、お互いの努力次第でうまくいくのかもしれません。

両思いになれるような相手と出会えるかどうかは「運」もあるでしょうし、子どもも欲しいなら年齢的な限界もあるし、結婚して子どもが欲しいなら、どこかで「「好きな人と」というこだわりは手放すほうがいいのかな」とこれもずいぶん悩みました。

ですが、私はなかなか「好きな人と」というところが諦められませんでした。

もし「好きな人と一緒にいたいのか?」それとも「結婚したいのか?」と問われたら前者だったと思います。それは今でも変わりません。

ただし、「好きな人と」という部分は変わりませんが、30代半ばを過ぎるとその辺の考えは多少緩んでいきます。その辺も後々の章で書く予定です。

「好きな人とは結婚できるはずない!」

そういえば当時こういうアドバイスをくれた心理セラピストさんが居て、これはさすがにまさかと思いました。彼女が言うのは「自分だって一番好きな人との結婚は諦めたんだから」。でもサンプル1は少なすぎます。

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