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空回り婚活記:第9話 再始動時のメンタル編

33歳の春に、どん底・引きこもりから回復していってのち、自分の中でも恋愛・結婚に向けての考えがより柔軟に変わっていったように思います。

次の話に移る前に、自分の中での考え方の変化について書きたいと思います。

恋愛結婚に至る「正しい道が知りたかった」


それまでの私は、いったいどうすれば恋愛結婚が出来るのかわからなくてずっと迷っていました。

例えば、「結婚するために50人以上お見合いした」なんて話を聞くと、「私ももっと結婚に向けて頑張らないといけないのかなあ」と思うんですが、その後で「結婚結婚って頑張っている人を見ると重くて引く」なんて文章を読むと「やっぱり頑張ってると引かれるのかあ」となって、情報が入れば入るほど、いったいどうすればいいのか途方に暮れている状態でした。

「誰か、正しい道を教えてくれ!そうしたらその道に向かって一直線に努力するのに今はどっちに進めばいいかわからないからどうしたらいいか本当にわからなくなった。」と思っていました。

必ず解法が存在する学校教育の弊害かもしれません。いわゆる「優等生」でしたから。

でも、ある時ふとこんな風に思いました。

「何が正しい道かなんてわからないし、辿り着けるかどうかもわからない。それならせめて、過程が楽しい道を選ぼう」と。

過程と結果の関係は、理論上この4通りがあります。

1過程楽しい→結果も出る
2過程楽しい→結果出ない
3過程が楽しくない→結果出る
4過程が楽しくない→結果出ない

この中だったら、「過程が楽しい」方を選んでおけば、たとえ結果が出なかったとしても後悔しないと思いました。ギャンブラーにはなれない性格ですね。

あと、やっぱり過程を楽しんでいる姿の方が魅力的だから結果も出やすいのではないかと。


じゃあ、私が今楽しめることってなんだろう。

そう考えるようになっていたので、自分が出会う為に「郷コン」を企画することを思いついた時も、ワクワクが止められず実行するにいたりました。

とにかく「今の私が楽しいと思えること」という前提の元、将来結婚するためにどうしたらいいか考えたとき、まとめると以下の3つがポイントでした。

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