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空回り婚活記:第8話 オリジナル婚活イベント編

前話までで、どん底からの婚活再開と、その時使っている婚活手法を分析し、「これは私には合っていないのではないか」と思った私。

どの手法を使うか以前に、そもそも自分はどんな人と出会いたいのか、それを再確認します。これも就活の際のやり方と似ていますね。そして、私の中で全く新しい方法で婚活を再開します。これが今から振り返ると、面白い思い出となりました。

それでは、第8話、スタートです。

自分がどんな人と一緒に居たいのかを明確にする

自分はどんな人と結婚したいのか、条件を絞らない方がやっぱりいいのか、と迷うこともありました。この時は「私は自分の好みを主張するよりも相手に合わせるのが好きだし、好きになったらわりと相手の望みに合わせられるんじゃないか」などと思っていました。

でもあるときふと「それは本当かな」と思いました。例えば私が都会で働く男性と結婚してマンション暮らしで子どもができたと想像してみたら、ある時ふと、「やっぱり田舎で古民家暮らしがしたかったな」と思って後悔する様な気がしたんです。であればそもそもそういう価値観を持った人を狙って出会いに行く方がいいんじゃないか、と思ったんです。

あとよく本でみるのは男性も自分に合わせてばかりの女性より、自分の好みを主張できる方の女性を好むそうですね。どうなんでしょう?自分がない人よりはやっぱりある人の方が好まれるんでしょうか。私だったら自分がある人がいいですけどね。

もっと積極的に、「未婚で結婚願望があって、田舎で古民家暮らしに興味があって、私が好きになれそうな男性」と出会う方法はないのか。ある時ピーンと閃きました。

「そうだ!自分でターゲットが集まりそうな婚活イベントを主催したらいいんだ」

考えるとワクワクが止まらなくなりました。

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