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空回り婚活記:第17話 婚活成功時のメンタル 前編

こうやって20年以上越しで夢が叶って好きな人と結婚できたんですが、そこに至るまでにどんなふうに自分が変化していったか、そして何が良かったのかについて振り返ってみたいと思います。

「二人」の人生を具体的にイメージした

先日、別の結婚できずに悩む男性のお話を聞いていたんですが、昔の私に似ているなと思いました。その人自体は一人で何でもできてしまう人みたいで、将来の結婚したイメージをきかせてもらったら、その未来像は彼一人で完結してしまっていて、未来の伴侶はただそこにいるだけ、という風に感じました。

私も、心のどこかで「男性に甘えたらだめ」「結婚に期待しすぎたらだめ」と思っていて、その結果、目標として一人で稼ぐことから生活から全てをできて、そこに伴侶がいるというイメージを描いていました。まずは自分一人が自立してこそのパートナー、という言葉を、自分一人で何でもできないとダメ、と勘違いしていたんですね。

ですが、いつからか「それぞれ欠けているところ、できないところを補いあう方がいい」という思いを持つようになりました。

例えば「ゲストハウスは興味あるけどオーナーは性格的に向いてなさそうだから、パートナーがゲストハウスをやりたい人だといいな」とか、そんな風にできることできないことを考えて2人で一つの生活をつくるイメージを描きました。

そうすると、それにぴったりの人が現れてびっくりしました。

逆に、とあるところで「相手には全く期待していないんですよ~」というのを聞いて、心理学的には正解かもしれないけど、なんだか寂しいなあと思ったことも覚えています。

結婚できなかった場合の人生プランもイメージした

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