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空回り婚活記:第15話 地球宿婚活 中編

そんな風にして安曇野に移住し地球宿で働きながら、超前向きな雰囲気の中で婚活を再スタートさせた2018年。

その後、どんな風になっていったんでしょうか。地球宿編、中編スタートです。

さらに自分の理想像を磨き上げる

以前に理想の相手像を明確にするほうが良いのか、そうでないのか。という内容について書きましたが、地球宿に来てさらにそこを明確化しました。
例えば人材採用や経営パートナーを探す時なんかは自分はここが足りないからこんな人と組みたい、価値観が似ている人と組みたい、逆にここは強みだから提供できる、と考えることはおかしくないですよね。

受容力がものすごく高い人なら誰とでも組めるのかもしれませんが、そうでなければ自分はこういう人と組む方が幸せになれるとか、目指すべきところが近いとか、そういう人と組む方が一緒にやっていて楽しいし効果的だと思うんです。

それと同じ感覚で人生のパートナーを探す方がお互いにとっても幸せなのではないかと思いました。

そこでどんな人と一緒にいたいのか改めて考えました。

お互いに束縛せず自由にさせてくれること。古民家・田舎好き。愛や思いやりを大切にしている。何でも話せるし話すことを大事にしている。農的暮らしに興味がある。

確かこんな感じだったように思います。

パートナーを探していた20年くらいの間、何度も理想を書いたり書き直したりしてきました。ずっと見つからなくて、でも最後にはぴったりの人が見つかりました。

外見的な特徴も一応書いていて、そこはだいぶ違っていたんですが、結果的にはそこはわりとどうでもよかったんだと思います。

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