2021年本屋大賞予想してみた

2021年本屋大賞予想してみた

2021年本屋大賞、予想してみむとてするなり。
一次投票の締め切りが【1/4の24:00まで】でしたので、全員が投票を終えたタイミングを見計らって、誰よりも早い上位10作品の予想をしてみますよ。

ちなみに本屋大賞について、まだたったか3回しか参加していないワタクシから、簡単な説明をば…

詳しくは上記公式を参照のこと。
本屋大賞は全国の新刊書の書店員であれば、誰にでも投票権利があります。
(古本屋さん、あとセレクトショップ的にちょっと本のお取り扱いもあるようなお店はダメってことかな?)
2019年12月1日~2020年11月30日までに出版された本の中から、自分が良い、人に薦めたい、売りたい!と思った本を選んで3冊、順位をつけて投票します。

一次投票の結果は、1位が3点、2位が2点、3位が1.5点として計算され、その上位10冊が2次投票に進みます。
一次に投票した書店員は(2次から参加は出来ません!)、その上位10作品をすべて読んだ上で(ここ重要、辛い、なんせこの間約一か月。そして本代はもちろんJI★BA★RA……)、改めて1位、2位、3位を選びなおす。
簡単に言うとこんな感じです。

まーこれが、難しいこと。
だって本ってめちゃくちゃたくさん出てるんすよ。
多分、書店員じゃない皆様が思っているのの20倍くらいは出版されていると思います。

さかのぼって調べるのがあまりに大変なので、ツイッターで呼びかけて、出版社さんに対象書籍リストを作ってもらいました。
賛同して下さった出版社の皆様、愛してます。
こういうところでインフルエンサー(震)なのを利用しなければ、な……。

いやーーー
こーーーんなに出てるんですよ。
もちろん、ここにリストをアップして下さったのは一部の出版社さんだけなので、これで全部じゃないんです。
ちょっとしみったれた話をしますと、私たち書店員が本を読むのって、営業時間中じゃないんですよ。何かしら読みながらカウンターに座っている店員、たまにハタキで棚をパタパタして立ち読みに咳払いをかます……のは強めの幻想。読むのも感想書くのも全て営業時間外、なのです。(まぁ、趣味みたいなものと言われればそれまで、ですから……)
例えば、これがラーメン屋さんだったとして。
ラーメン屋が選んだ、日本一おいしいラーメンを決めたいから、食べ比べて投票して下さいって言われて、投票するラーメン屋さんがどれだけいるでしょうか。(それめっちゃ知りたい)
自分の仕事もありつつ、その仕事以外の時間をほとんど使ってラーメン食べ歩いて、投票のために一つのラーメンにつき400文字の感想文を書いて投票する。結構難しいんじゃないかと思うんですよ。尚無償。
投票するのは、生粋のラーメン馬鹿なんじゃないでしょうか。
なので、本屋大賞に投票しているのも、生粋の本馬鹿(大先輩もいるというのにこの言いぐさよ)ばかりだと思います。だから好きだ!!
以前、投票しているのがたった300人とか言われていたので、ちょっと言いたくなっただけです。たった300人かも知れないけど、結構すごい300人なんだぜ。

さて、前置き長くなりましたが、10冊予想!!

【超固いゾーン】

犬がいた季節

滅びの前のシャングリラ
(キノベス、ミヤボン、ほんま大賞受賞……エッ聞いてない?)

52ヘルツのクジラたち
(ブランチブックオブザイヤー、未来屋書店大賞受賞)

この本を盗むものは

水を縫う

きのうのオレンジ

この上記6作品は【堅いゾーン】として紹介しました。なんせ堅いから(そのままかよ)

残り4枠を……

【残り4枠殴り合いゾーン】

八月の銀の雪

じんかん

晴れ、時々くらげを呼ぶ

処女のまま死ぬやつなんていない、みんな世の中にやられちまうからな

お探し物は図書室まで

甘夏とオリオン

盤上に君はもういない

逆ソクラテス

汚れた手をそこで拭かない

沖晴くんの涙を殺して

おいしくて泣くとき

風よあらしよ

4枠殴り合いと言いつつ、12作……
そのくらい難しいってことです!(開き直りっっ
まじでここら辺は、何が来てもおかしくないと思います。
こんだけ上げて置いたら一つくらいあたるやろ……←
作品としての面白さ、そして出版社さんからの推され具合や、色々やった感(ここは現場にいるとほんっとーーーに感じるところ)での体感です。

さぁどうなるかね。
ここにあげてる作品がめでたくノミネートやったら、私は二次で読む必要がないんだけど……
新たな作品との出会いに期待したいです。

もちろん、ここにあげた作品は、どれも面白いです。
2020年を代表する作品ばかりですので、是非未読の方はご一読下さい!

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生きててよかった!
佐賀に住む読書好き 新聞や文芸誌で本を紹介したり文章を書いたり、何故かテレビに出たりしています まる5年勤めた書店を辞めて、新しい本屋を作ろうとしているところ Twitter / instagram : @honyanohomma