古屋美登里 翻訳塾がスタートします!

(書き手)事務局

 コロナウイルス感染症により、多くの人々が先の見えない不安な日々を過ごしています。第一に考えるべきは自分自身と大切な人の命と生活、そしてほかの人々の身の安全であって、その他のことは後回しにせざるをえない状況です。

 古屋美登里翻訳塾は、そんな「非常事態」の最中に計画を立て、早ければ2020年の秋からスタートしようとしています。エドワード・ケアリー『おちび』(東京創元社)や、デイヴィッド・マイケリス『スヌーピーの父 チャールズ・シュルツ伝』(亜紀書房)など、フィクション、ノンフィクションの両ジャンルを股にかけて数多くの翻訳を手掛ける古屋美登里が翻訳を志す人々と実際に顔を合わせ、本気の指導を行う講座です。

 非常事態を脱しつつある現在もこれからも、良質な外国文学を読みたいと願う読者は大勢いるはずです。古屋美登里翻訳塾は、脈々と継承されてきた日本の翻訳文化を途切れさせないために、そして未来の読者が少しでも明るい日常を送るために、翻訳文学をこの先へ繋げることができる人材の育成を目指します。

 塾生募集のタイミングや審査概要などは本Webページにて適宜お知らせいたします。応募をお考えの方はフォローをお願いいたします。なお、ツイッターや協力を申し出てくださった亜紀書房さんのWebページでも告知を行う予定です。