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アフリカへ想いを馳せて

こんにちは。小澤です。先日、高校時代の友人と荻窪にあるアフリカ料理店の「トライブス」さんへ行ってきました。

店長は過去に商社にお勤めで、ごナイジェリアのラゴスに駐在していらしたとのことで、お店は隅から隅まで本格的。モロッコをイメージした店内は、窓の形やインテリア、栓抜きなど全て日本では見ないものです。料理ももちろん美味しかったです。ラクダのハンバーグ、ムートン(子羊)のソーセージ、南アフリカのピンク色のバニラアイスなど、あーまた食べたい🍖

店内の様子

そして特に面白かったのが、店内にある本棚です。アフリカに関する書籍がズラーっと並んでいました。「我が家に置いていても僕しか読まないので、折角だったらこんな本があるよってことでお客様にも紹介したくて置いています。うちに来てくれるのはアフリカに興味のある方が多いので。」とのこと。そしてラインナップが面白いんです。新書からかなり年季の入った本まで。地域も非常に幅広く、ナイジェリア、エジプト、レバノン、ウガンダ、ケニア、シエラレオネ…
許可をいただいたので写真を公開。

『南ア・アパルトヘイト共和国』が気になります…

この辺はハードカバーが多いですね。小説やノンフィクション、地球の歩き方まであります🚶‍♀️

ジェノサイドは読んだことがありました

こちらは小説たち。下の段の左端に『星の王子さま』がありますね。この舞台、実はサハラ砂漠なんです。

ここの小説を読んだだけでアフリカ旅行ができそうです

店長が何冊か面白い本をピックアップしてくださいました。
『絵はがきにされた少年』は第3回開高健ノンフィクション賞受賞作。
『世界が生まれた朝に』は、アフリカ版百年の孤独と呼ばれる名作だそう。
ケニア在中の外交官の妻が殺されるシーンから始まる、アフリカの暗い一面を描いた『ナイロビの蜂』。

店長ピックアップの本たち

どれもどれも興味をそそられる本たちでした。本って、その本を読んだだけで脳内で旅行を楽しめるのがいいところですよね。しかも旅行は想像なので旅程は自由。
海外旅行の前にその国についての文学を読んでイメージを膨らまされてから訪れる、みたいなことをしても面白そう。

店長の本棚は今までの店長の人生が色濃く反映されているようでした。その本を読むことで、店長がアフリカでした体験にまで想いを馳せる。
余白を始めようと思った時のことや、余白の理想や約束に通じるところもあるなと感じた夜でした。

次はココナッツのカクテルを飲みたいです🍸

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