見出し画像

看護助手・旦那さんの扶養から抜けてみる①

経済的に大変でも、子供が学校に行くまでは
専業主婦で子供を優先していた。
末っ子が小学校に入学し、パートとして
介護職に就いた。

『介護職、大変だけど好きな仕事だ!』

と楽しく働いていた。

何年か働いた頃。

世の中は、コロナ感染でパニック状態で
TVでは、連日病院の人手不足のニュースが流れていた。

《子育ても末っ子のみ、私も人の役に立ちたい》

じゃあ、病院で看護助手として手助けできるかも。
なんて意気込み。
8:30〜17:00の働くお母さんになった。

意地悪な看護士

病棟の一部の看護師は、看護士の資格がない看護助手をバカにする人が多いから負けないで!
なんて先輩看護助手に言われた…。

ナースは天使 


だなんて嘘である。
(中には天使みたいな人もいたが)
ほとんどの人は、挨拶しても返事はなし。
ナース語が分かっていて当たり前。
私は介護職だったので、その辺りは
理解出来てたので良かったけど。

検査やope準備は、メモを取ってても種類が多いからなかなか覚えられず。
酷いとマットの種類さえも教えてもらえず
準備品も何が必要かなんて言われなかったり。
ope室へベッド出すのも、自分達で患者さんが
居なくなってるのを確認を忘れないようにしたり。

まぁ、めちゃくちゃ優しい看護士もいて
色々教えてくれたりして泣きそうになるくらい
助かるんだよ、その心遣い❤︎

だいたいが。看護士に質問すると

そんな事も分からず出来ないの?


なんて怒鳴ったり
ため息つかれたり。
しまいには、舌打ちする人ばかりだが。

ひたすら、謝りながら仕事をこなす。
初心者だからなんて通用しない。

看護士からしたら、出来て当たり前だった。

とにかく、看護士の雑用係を優先し。
入退院の部屋の掃除に準備、opeのベッドの準備に
昼は、お食事の配膳。一般とコロナ患者の仕分け。
午後は、シャワー浴びれない方の洗髪や
午前中に終わった検査の片付け。リネン交換
その間に、CTやXP、検査室へ車椅子やベッドで
連れて行く…。薬を貰いに行き備品の補充。
どれもこれも先に優先しなきゃいけないけど
自分で優先を考える。

やりがいはあったけど、日々看護士にビクビクしながら仕事してるからメンタルがやられてしまってた。

強い看護助手仲間なんか看護士と大喧嘩に
なった時もあったくらい。

病棟によっては、緩やかな職務もあるらしいけど。
私が居た外科病棟は大変だった。

患者さんからの言葉に救われる

患者さんには、『大変なのにいつも笑顔で接してくれるから安心よ』って言ってもらえたり。
時には、退院前にお手紙を頂いたりもした。
頑張ろうと思える瞬間だった。


パニック障害発症

いつも通りに働いてたら
めまいと動悸に、手の震えに
息が吸っても吸えてない?
肺に入っていかない?
大きく肩を使い息をしなきゃ苦しい。
空気がない場所にいるみたいで
座り込み過呼吸…

はい。
始めての発作でした。

病院内なので医師が診てくれたら
パニック障害だねと…。

次の日から朝私は布団から出れなくなった…。


続く…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?