幽霊は玄関モニターで録画できない?【末っ子編】
私が仕事で、末っ子が家で留守番をしていた
小学生の頃の話です。
末っ子も幼い頃から兄弟と同じ、いや
兄弟以上に見えていた。
私は、朝から介護の職場へ…。
末っ子は学校がお休みの為、お留守番。
1人になるのが大嫌いだった末っ子。
『お母さん、何かあったら電話していい?』
いつも、不安になると職場に電話をかけて
くる末っ子だった。
低学年の時は、登校拒否もあったのも
職場の上司に相談して、知ってたし
めちゃくちゃ理解ある方だったので
上司から『不安な時は、電話させなよ。
なんなら、職場の休憩室で待たせる?』
と言ってくれてた。
さすがに、職場の休憩室に置くのは
申し訳ないので、電話させることにしてた。
午後の入浴介助が丁度始まった頃に
末っ子から電話が来たと事務から
ピッチに連絡がきた。
泣いて何を話してるかよく分からない
末っ子に、落ち着いてゆっくり話す様に言った。
『あのね…昨日友達と遊んでた時にいた…
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