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3月新刊のお知らせです!

今年初めて、やっと本が出ます。ありがたいことです。

まず3月7日発売 「天下御免の剣客大名 巨城奪還」(コスミック出版)土井利位という余り知名度は高くありませんが、ちょうどあの天保の改革の水野忠邦と同時期に同じ老中を勤めた男です。この利位、波乱の人生を送ったのですが、そこへ大胆な仮説を持ち込んで、壮大なエンタテインメント小説にしました。従って、時代小説というよりも、歴史小説の要素が大きく、基本、歴史に忠実に描きつつも、その裏に驚きの話が流れていくという具合です。本当に面白い小説になっていると思います。是非、御一読いただければ幸いです。(下のリンク、タイトルが仮題のままですが、ページは間違いありません)

もうひとつ3月14日発売「漆黒に駆ける 御庭番闇日記二」(双葉文庫)シリーズ第2弾になります。おかげさまで昨年11月に出た第1弾は好評でした。今回も御庭番、村垣範正が、将軍家斉の密命を受けて、さまざまな事件に挑みます。この小説の特徴は色々あるのですが、まず一話一話、ゲスト出演の人物がいることで、その人物が誰なのかを推理する楽しみがあるところだと思います。これは同じ双葉社様でデビューした折の「消えずの行灯」にても使わせていただいたやり方です。読者の皆さん、是非、読みながら、考えていただければと思います。もちろん、時代小説らしい、剣の場面は存分に用意されています。悪をばっさばっさ斬る範正の活躍を何卒よろしくお願いいたします。ちなみにこちらにも、水野忠邦が出てきます。別に意識したわけではありません。どうぞよろしくお願いいたします。

どちらも本気で面白い小説です。

是非、お読みいただければ幸いです。

それと、もうひとつ。操觚の会メンバーで書いた「伝奇無双 秘宝」(戯作舎)が3月1日、配信開始となります。わたしは「三十九里を突っ走れ」というタイトルの作品で参加しています。越前から大坂まで宝を運ぶことになった男の話です。

こちらも楽しめると思います。

何卒よろしくお願いいたします。


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