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大阪弁の会話を是非味わってください「日本一の商人 茜屋清兵衞、危機一髪」(角川文庫)の刊行に向けて(3)

24日発売の「日本一の商人 茜屋清兵衞、危機一髪」(角川文庫)について、今回書きたいのは、会話のことです。というのも、本日、直木賞の発表があり、「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」で大島真寿美さんが御受賞されました。おめでとうございます。そして報道によれば、大阪弁による会話が高く評価されたとありました。わたしも拝読いたしましたが、まさにそのとおりだと感じています。

しかしこと大阪弁の会話に関しては、負けてません……

(他は知りませんが)

第一巻では、地元の大阪の方、特に書店員の方に、大阪弁の会話のことを、大変お誉めいただきました。嬉しい限りです。そしてこの第二巻「日本一の商人 茜屋清兵衞、危機一髪」では更に大阪弁の会話のテンポと阿呆らしいまでの面白さをパワーアップしております。

更にはその会話によって「漫才みたい」とか「落語を聞いている感じ」とか「吉本新喜劇のよう」とか、大変嬉しい御言葉をいただいた前作以上の笑いを目指して、超えたと自負しています。

是非、お手にとって、確かめていただければ幸いです。

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