よろず屋お市

そして「サマータイム・ブルース」のヴィクも 「よろず屋お市 深川事件帖」

9/10にハヤカワ時代ミステリ文庫創刊第一弾として発売される「よろず屋お市 深川事件帖」。いよいよ10日を切りました。

前にも書いておりますが、本作は「女には向かない職業」のコーデリア・グレイへのオマージュ作品として、書きました。ただ、書いているうちに、もうひとりの有名な女性私立探偵が、頭に浮かんできました。正確に言うと、お市の中に入り込んできたという感じでしょうか。

その女性探偵とは

V・I・ウォーショースキー

言わずと知れたサラ・パレツキー「サマータイム・ブルース」で登場した、あのヴィクです。

行動派のヴィクの雰囲気が、お市の中に宿っていきました。それはこの物語を書くうえで、何か必然のように思えました。

是非、その辺りもお楽しみいただければ幸いです。

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