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辛いときの過ごし方


双極性障害の診断名がついてから
もう4年ほどになるが、

辛いときの過ごし方について
未だ100%の回答は持ち合わせていない。


その時々によって、感情も体調も度合いも違うので、
特効薬のようなものはなく、
むしろ暗闇でただじーっと夜が明けるのを待つだけなのだが、

それでも『やってよかったこと』と『やらない方がいいこと』がある。


しんどくなってしまった未来の自分へ
これを読み返す元気もないかもしれないけど、書きとめておく。


■深く息を吸う

当たり前のことだが、しんどくなったときはたいてい呼吸が浅くなっていて、なぜかそれに気づかない。

焦りや不安でいっぱいだったり、全てがどうでもよくて
首から上での浅い呼吸しかできていないのに
だから何?という感じ。

でも呼吸に集中すると、一瞬だけど、落ち着く感覚がある。
言語化するの難しいけど、頭と体に新鮮な空気が入って、悪いものを少しだけ一緒に吐き出している気がする。

だから、ベッドに寝たきりの時も、
30秒だけでいいから、スマホを置いて、
大の字になって、お腹まで空気を届けるように、大きく息を吸って。


■食べられる時に食べる+トイレに起き上がったら水分補給

食に興味を失ったときは、健康的なものを食べようなんて考えはおろか、考えることも面倒、立ち上がるのも面倒、準備も咀嚼も片付けも、すべてが面倒である。

だからいつもなら気が引けるジャンキーなものも、不健康極まりないものも、「まぁ、食べてもいいかな」と思えるなら、とにかく食べて。

量も内容も、気にしなくてよい。
ニキビができてもいいよ。

今は、生きるために、とにかく何か口にして。


■お風呂は最悪入れなくてもよい

『外出したのにお風呂に入らずベッドで寝る』
はどうも出来ないけれど、
『カーペット(床)なら寝ていい』
というマイルールがある。

あと、一日中家にいたなら入らなくていいというルールも存在する。

入れなくても自分を責めないで。
入れたとしても入念に洗ったり、スキンケアしたりしなくていい。
髪の毛も半乾きで、お肌もカピカピで寝てもいい。

今は生きているだけで十分なのだから。

ちなみに、今は考えられないかもしれないけど、
そのうち「そろそろ入ってもいいかな」と思えるよ。
頭もかゆくなるし。


■無理に出かけない

特に希死念慮があるときは、出かけないほうがいいと思う。

万が一のことがあるし、その道中の疲労感はただならぬものなので。

ただ、自然のあるところには行ってもいいと思う。
出来れば誰かと一緒に。

出かけるときはもちろん、部屋着すっぴんでよい。
周りの目なんか、どうでも良いのだから。



以上が、私のしんどい時期の、最低限の過ごし方。

「早く元気になりたい」なんて考えなくていい。
ただ生きているだけで十分だよ。




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