【選んで無職日記31】大戸屋食う女、米を食う犬

2024/8/19

　今日は朝6:30に目覚まし時計をかけたはずがいつのまにか切ってしまっていたようで、気づいたら7:30になっていた。無職の私が早起きしたかった理由はハワイ・ホノルルでやっているポケモンカードゲームの世界大会の決勝戦を見たかったからだ。ポケモンカードゲーム通称ポケカの話はまた後でじっくりしたいところだが、とりあえずこれの決勝戦はここ3年間ずっとリアタイで見ている。2年前のロンドン大会でハマり、去年の横浜大会、そして今年はホノルル。ロンドンの時は深夜三時に起きて夫と盛り上がり、今回は早朝だ。
　終わった、もう間に合わないと思って寝ぼけまなこをこすると、まだ決勝戦は始まっていないとのことで安堵する。リビングに移ってパンをトーストし、決勝戦を視聴しながら朝食。結局日本代表の選手は負けて準優勝となってしまったが、準優勝だってすごすぎる。世界二位だ。

　その後皿を片付け化粧をし、前職(まだ所属はしてるけど)の先輩と昼食をとるため家を出た。fweeのリップが欲しくて早めに出たので、アインツアンドトルぺに寄ってお目当てのvanilla 30%のカラーと美容液、パックを購入。
　途中いつも混んでいる大戸屋に寄ると今なら二名行けそうだったので、先輩にLINEをし大戸屋で漫画を読みながら待った。
　昨日からハマっている『霧尾ファンクラブ』という漫画をKindleでまとめ買いし、読み始めたところで先輩が到着。私は魚、先輩は黒酢あんのお肉を注文。
　辞めてもご飯いこうよと誘ってくれる先輩には感謝しかない。仕事上の関係がなくなればプライベートで自主的に会おうとする以外、会える方法はない。ラッキーなことに前職の職場が徒歩圏内にあるので、こうして昼の一時間でも一緒に話をすることが出来ている。

　家に一度帰り、車を出して鍼灸院へ。今日は背中を初めて打ってもらったが、これがかなりきつかった。鍼の痛みはいつも思うがかなり独特だ。筋肉の奥が疼くというか、身体の内部がずーーーーーーーーんと重くなるような、経験しないとわからないような重たい痛み。痛みには割と強い方だと思うが、鍼を何度か入れられる時に思わずゔっとうなってしまった。

　鍼から戻り、実家から来た両親と犬を迎え入れる。というより先に家に着いていたのは向こうなので、私の方が迎えてもらった。両親はこれからライブに行くというので、犬を預かる予定なのだ。彼女の夜ご飯は持ってきてもらっているので、ドッグフードのカリカリと生肉(通販で購入している犬用の生肉をここ最近は気に入って食べているらしい)を混ぜて18:00頃食べさせてほしいとの由。
　両親をライブ会場に送り届けたあと、解凍しておいたその生肉をドッグフードと混ぜ、全部食べてくれと祈りながらお出しすると、あっというまにぺろっと食べてくれた。
　『まだいけますが？』の顔を珍しくしているので、白米をまた冷まして提供した。こちらも完食。

　ライブ終了後の両親を夫に拾ってもらい、私はキッチンで4人分の食事の支度に悪戦苦闘しながら、遅い時間の晩御飯を皆で囲った。犬は皆の足元から離れなかった。