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EARNESTのクロコストラップ
腕時計のストラップが好きだ。
おいそれと腕時計を何本も買うほどの財力は無いが、飽き性なので放っておくとストラップを何本も集めてしまう。
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なるほどどうして、ストラップを交換することでかなり腕時計の雰囲気は変わるもので、手軽に気分転換するにはうってつけである。
そして、今回新たに加わったストラップがこちら。
EARNESTのストラップ
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EARNEST GARELLY。最近SNSでもやたらと目にする、明らかに異質なストラップ店。
日本最高峰のタンナー(皮革メーカー)「栃木レザー社」の最高級皮革や最高級クロコダイルを中心に手裁ち、手縫い、手磨きのオールハンドメイドに拘ったウォッチストラップブランド "EARNEST (アーネスト)” 。手造りならではの存在感と風合い、使い込むほどに増す味わいは量産品の領域を遙かに陵駕し愛用時計をよりいっそう引き立てます。
理想を言えば下北沢の店舗に訪問してオーダーをしたかったが、時間が取れずまずはネットでオーダー。
注文したのは、マットクロコのグラマラスシェイプ。グラマラスシェイプという名のとおり、時計の本体側から尾錠側にかけてストラップの幅が大きく絞られている。
PANERAIのルミノール・ドゥエの純正ベルトは20-18mmという幅だが、今回のストラップのように20-16mmくらいのほうが筆者の好みである。
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オーダー内容
薄め仕立て(厚み約4mm)
カラーは「アーモンド」
尾錠側には一般尾錠用の切り込み(手持ちのカミーユフォルネの尾錠 or フォールディングバックルの利用を想定)
裏地は標準仕様(ラバーの質感はあまり好きではないので)
それと、筆者は比較的手首幅が細いので「ストラップ穴を一つ余分に増やしてください」とお願いしたところ、快く「なるべく時計側に穴をずらしますね」という返答が。イチからハンドメイドで拵えるんだからそりゃそうか。お手数お掛けしました。次は少し短めの長さでオーダーします、ごめんなさい。
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手縫いステッチはシニュー糸
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手縫いのステッチはシニュー糸なるモノだそうで、凧糸のような風合い。ロウが抜けて黄味がかった色から透明になるエイジングを楽しめるとのこと。
シニュー糸とは
シニュー糸とは本来鹿の腱を乾燥させその繊維を紡いだもので耐久性が要求されるレザーの縫合に昔より重宝されてきました。強度はもとよりワイルドでナチュラルな風合はレザークラフトの真骨頂ともいえます。
現在では天然のシニューは入手が困難であるため、人工の繊維でシニュー糸を再現した人工シニュー糸がクラフトマン達に使われています。細かい繊維からなる帯状のシニューはたっぷりとロウを含み縫い上げると存在感のある独特な縫い目を形成します。、ミシンでは絶対に縫えないシニュー糸は手縫いの魅力を最大限に引き出します。
価格・品質・納期ともに異色
数々の時計ストラップを購入してきているものの、イチからオーダーして、この価格・クオリティ・納期のものってあまりないのでは。
欲しくなるともうキリがないのがストラップだが、しばらくはこれで満足できてしまうのでは?という一本になりそう。
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