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脳男

今回は、首藤瓜於さんの「脳男」という小説について。

猟奇的な連続爆弾犯のアジトで発見された、心を持たない男・鈴木一郎。逮捕後、新たな爆弾の在処を警察に告げた、この男は共犯者なのか。男の精神鑑定を担当する医師・鷲谷真梨子は、彼の本性を探ろうとするが……。そして、男が入院する病院に爆弾が仕掛けられた。
あらゆる感情が欠落した男。男の正体の解明に挑む精神科医と共に事件の核心にたどりついた刑事が見たものとは。
全選考委員が絶賛した超絶の江戸川乱歩賞受賞作。2000年週刊文春ミステリーベスト10 第1位。(脳男 新装版 (講談社文庫) | 首藤 瓜於 |本 | 通販 | Amazonより)

読みやすさ☆☆☆
内容☆☆☆☆☆
読後の満足度☆☆☆☆☆

この本はミステリーというわけではなく、ただ鈴木という男がどんな人物なのかを解き明かしていくだけであったがそれがおもしろかった。

なぜ、感情を持たないのか。持たないのになぜ連続爆弾犯のアジトで発見されたのかに注目して読むとより面白く読めると思います。



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