精神     担当:八木 正典

真実に生きた人の精神というものは、必ずや死後多くの人々の心に火を点じて燃え拡がるものであります。(森信三)
 
 
森信三先生の修身教授録には魂を揺さぶる言葉があります。
人間としての高い精神への信頼が随所に感じられます。教育者として戦前に行われた講義にこれほどまでに心を打たれるのが驚きです。

「真の教育者といわれんが為には、どうしても相手の心に不滅の火を点ずる者でなくてはならないのです。しかも相手の心に不滅の火を点ずる為には、何よりもまず自らが不滅の精神で生きる者でなくてはならぬわけです。」

教育者としてあるために不滅の精神で生きようとしたその姿から、自身の現在の心や意識の在り方を見直したいと思いますし、高い精神を追求し続ける強さをいただいていると感じております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?