やりたいことのために頑張れる人のすごさ

フィンランドで寿司職人になった週末北欧部 chikaという人の本を読んだ。

20歳のころにフィンランドに移住したいと漠然と願いながら夢のままで済ませるが、29歳頃から本格的にフィンランドで寿司職人になるために料理や語学を学んでいくエッセイ本だ。

すごいことだ、自分と同じくらいの世代の人達だからこそ違いがはっきりとしてしまう。まずフィンランドで働くうえで日本人なら有利な仕事をリサーチして寿司職人が人気だとわかったところでよし、なろう!とは思わないだろう。しかも自身の仕事をこなしつつ、料理学校に通い、卒業後は副業申請をして寿司屋さんでノウハウを吸収するバイタリティがある。やる気の化物だ。どうしてそこまで頑張れるのか、それは本人が心から楽しんでいるからなのだろうと勝手に想像する。寿司の自主練で深夜にシャリをにぎり続けるのは面白くないとできないだろ、疲れてるときまで寿司のこと考えたくないと自分はすぐそういう後ろ向きな割り切り方をするんだけど、ここで頑張れる人と自分との違いが如実に表れるな。

自分はそういうやりたいことあるのだろうか、リストにすると本当に望んでいるものがわかっていいと聞いたことがあるので今度作ってみたいと思う。

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