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アメリカで無職をするにも先立つものは必要で、投資で賄う話。2021年10月17日頃の考え。

アメリカでニートしていますが、格好つけて、今流行の言い方をするとFIREしたということになります。まだ盤石とは言えないので結婚でもするのなら再就職は必要かなというところです。

逆に言うと仕事をしていて忙しくて結婚できないのなら本末転倒ということです。一人で生きていくならそれほどお金は必要ないですからね。永住権取るまで必死だったのでずいぶん時間だけ使いました。

さて、2021年10月17日現在、10年債金利は少し落ち着いた感じもあるけど、インフレの足跡も聞こえてくるし、グロース株偏重を改めて、バリュー株を模索しています。今調べているのは次の通りです。他にいいのがあれば教えて下さい。

Diamondback Energy, Inc. (FANG)

テキサス州西部のシェールオイル企業です。

今は原油価格が上がっています。チャート的にいいので早めに飛び乗って1回転取れたら撤退するくらいの気持ちで狙っています。

OPECは増産を拒否しているようです。シェールオイル企業は儲かるときに調子に乗って増産して石油価格を崩してしまうことがよくあるとのことで、少し慎重に見ていきたいと思っています。

Pioneer Natural Resources Co (PXD)

FANGと同じテキサス州西部のパーミアン盆地で事業を展開している石油、天然ガスの開発をしています。FANGと同じ理由で見ていますがチャートがよい形をしています。

Antero Resources Corp (AR)

これもFANGと同じで、アパラチア盆地で石油と天然ガスを採掘しています。チャートが上に抜けた形。

Tesla, Inc. (TSLA)

有名な電気自動車の会社です。ハイテクに属する会社だと思いますが株価は堅調です。

結果から見ると超巨大になる会社はB2BではなくB2Cであることが多いように思います。Apple、Google、Amazonなどがそれです。逆に何か光る技術を持っていても企業内セキュリティあたりだと時価総額100兆円は目指せないのです。

自動車産業は巨大産業なので、もしTeslaがApple並に成長するなら時価総額はAppleを超えても不思議はないなと思っていて、その理屈だと株価はまだ伸びる余地がありそうなので気にしています。

Upstart Holdings, Inc. (UPST)

最近流行りの消費者向け金融です。銀行や信用組合と提携して、教育や雇用などの非伝統的な変数を使用して消費者ローンを提供し、信用力を予測するAI融資プラットフォームを提供しています。

アメリカではFICOスコアのようなクレジットスコアが結構幅を利かせています。ただこのスコアはこのAI時代にはいささか時代遅れで、正しい信用力を数値化しているか疑問があるというわけです。

全体的に金融という産業はITから程遠いような気がしています。例えば銀行のキャッシュカードの暗証番号が4桁だったりしませんか?6桁が増えているかも知れませんが、セキュリティ関係の専門家はとあるハッシュ関数の強度が実質〇〇ビットしかないと慌てている傍ら、暗証番号を4桁から6桁まで増やしましたというのが金融です。うんと矮小化して言うとそんな気がしています。

ですからフィンテックは伸びしろがあるかも知れないとも思っています。

別視点だと、投資家は売上高成長率の伸び (YoY)に関心を持っている人が多く、UPSTはその点で優等生です。

Hilton Worldwide Holdings Inc. (HLT)

Marriott International, Inc. (MAR)

ホテルです。パンデミック後の旅行ブームを見ています。

Delta Air Lines, Inc. (DAL)

Hawaiian Holdings, Inc. (HA)

この辺は航空会社。これも旅行関係。

あまり関係ないかも知れないけどスペイン風邪のあとの1920年代の豪華な生活はグレート・ギャツビーでも描かれています。またあのような時代が来るのでしょうか。2,3年ずっと我慢していたら反動は来るでしょう。

Carnival Corporation & plc (CCL)

Norwegian Cruise Line Holdings Ltd. (NCLH)

Royal Caribbean Cruises Ltd. (RCL)

この辺はクルーズ船。先日マイアミに行って見てきたけど大きな船をたくさんありました。現在、予約は活況のようです。

バリュー株については1回転取れることを狙っています。グロース株は let your profits run ということで行けるところまで利益を狙いますが、クルーズ船の場合は以前の高値あたりがとりあえずの目安になります。

この話は僕がこう考えているというだけで、値上がりを保証するものではありません。特にシェールオイル企業はちょっと危うい気がしています。

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