虚弱体質メモリアル2

4月は月経が3週間ほど遅れた。
原因として思い当たるものとしては、
・急激な気温の変化
・精神的不安
・運動不足

昨年の4月も月経遅れがあったと記憶している。季節の変わり目は月経不調になりやすく、特に気候が夏へ向かう時の変化に弱い。

もう月経のある身体になってから約20年になるが、未だ慣れることはなく振り回されている。予定通りに来なければ不安になるし、経血を直に見ると気分が悪くなる。夜は漏れや逆流が気になって上手く眠れない。腹痛腰痛は4日程続くし、そもそも月経開始の2日前くらいから下腹部はうっすらと痛苦しい感じがする。
計6〜7日は苦痛に支配されている。生々しくてえぐい色味の鮮血は、視覚的にもストレスを与えてくる。

気温が上昇するにつれて立ち眩みが増えてきた。立ち眩みといっても深刻なものではなく、起き上がる時や立ち上がる時におこる一時的なものだ。
立ち眩みに関しては、身体的負担より精神的に宜しくない事が問題だと思う。立ち眩みで倒れるかもしれないと一瞬頭によぎってしまうことで、ちょっとした日常の行動にストッパーが掛かってしまっているからだ。

過去に脳貧血で何度も倒れているので、嫌な感覚がすぐに思い出される。目の前が暗くなって世界が不明瞭になる怖さ。床の上で横になって復活を待つしか手段がない惨めさ。近くにいる人に迷惑をかけている罪悪感。
意識ははっきりとあるうえいつもの事であるので、そのうち「水が欲しい」とか「放っとけばよくなるので大丈夫なので」だとか周りに意見しはじめる。小汚い床に這いつくばりながら物言う私の姿は滑稽なものだろう。


痛いこと嫌なことにじわじわ締めつけられる日々が緩急をもって続くことに嫌気が差して、いっそ身体を棄ててしまいたいとさえ思う。
滑稽な自分を受け入れ続けることは、単純にしんどくて段々と疲れてくる。

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