ヤフーショッピングSEO「ページ回遊率」を上げるノウハウ
ヤフーショッピング出店者さんお疲れ様です。
ECベテランのますくんです。
今回のヤフーショッピングのSEO対策のお話で、「ページ回遊率」のお話をさせていただきます。
最後までお読みいただければ、ヤフーショッピングのSEO対策についてちょっぴりレベルが上がる、そんなお話です。
ページ回遊率って?
ページ回遊率、これはつまりユーザーがあなたのヤフーショッピングのページ内を見て回っている率です。
魚の回遊魚なんていうものもありますが、ページ内をグルグル回るイメージです。
Aの商品から入って→TOPページを見て→1のカテゴリーから→Bの商品→Cの商品、のようにあなたのヤフーショッピングのページの様々なページを見て回っている率がページ回遊率です。
ページ回遊率はSEO対策で重要?
ページ回遊率はSEO対策において評価ポイントの1つです。
Googleなどの検索エンジンでも同様でどれだけそのページ内をユーザーが回遊したかも評価ポイントの1つになっています。
ヤフーショッピングだけでなく、例えばSNSのショート動画なども最後まで閲覧したかどうかか評価ポイントになっています。
つまり、どれだけそのウェブサイトなり、媒体なりに長くいたかの「滞在時間」が評価につながっているのです。
購買率の観点からも回遊率は重要
店舗全体で見た場合の「購買率」もページ回遊率に繋がっています。
ページ回遊率が高い=様々な商品を見ている
になりますので、それだけ商品を買ってくれる機会が増える事になります。
ですから、ページ回遊率が高い方が商品が売れやすいのです。
SEO対策の観点からも購買率の観点からも、ページ回遊率は意識して上げていく努力が必要不可欠です。
ページ回遊率を上げるための考え方
ページ回遊率を上げるためには何をしたらいいのでしょうか?
これには2つの要素があります。
それは、
●クリック率の高いリンク
●導線の用意
これらがページ回遊率を上げるための考え方です。
詳しく見ていきましょう。
クリックされる導線が必要
ページ回遊率を上げるためには、それだけページ内の色々なページを見てもらう必要があります。
そのためにはユーザーが他のページに移動できるよう、導線を用意しておかなければなりません。
Aの商品のページ内にB商品へのリンク、C商品へのリンク、1カテゴリーへのリンク、のようにページ内に次のページへのリンクを用意しましょう。
さらにただリンクを用意するだけでなく、クリックしたくなる魅力的なリンクである必要があります。
これにはキャッチコピーなどを考えるスキルや、魅力的なバナー画像を作成するスキルが必要になってきますね。
ヤフーショッピングでは導線の場所が限られている
PC画面の話ですが、ヤフーショッピングではテキストやバナー画像による導線を表示される箇所が少なくなりました。
以前までは商品ページやトップページのレイアウトがほぼ自由だったのですが、現在ではページレイアウトが決まっており、自由にテキストやバナーが貼れなくなってしまいました。
ここで、この現在のヤフーショッピングのページレイアウトの中でページ回遊率を上げるためのリンクを表示させるノウハウをお教えします。
商品編集画面の「ここ」を有効活用しよう
それではページ回遊率を上げるためのリンクを用意できるノウハウをお教えします。
使うのは商品編集画面です。
そして商品編集画面の中の「ひと言コメント」を活用します。
ひと言コメントの表示場所(PC画面)はこうなっています。
商品編集画面のここに入力した文字列が、
PC画面の商品ページのここ(赤枠部分)に表示されます。
この名古屋コーチンの店舗は、名古屋コーチンの商品について「ひと言コメント」を書いていますね。
しかし、これではせっかくの「ひと言コメント」の欄を無駄遣いしています。
詳しくご説明します。
コメントではなく画像を
この商品編集画面の「ひと言コメント」は確かに項目名から一般的に考えれば、商品についてのコメントを短文で表記する箇所に思いますよね。
しかし、この「ひと言コメント」の欄は、「HTML可」です。
HTML可、つまり「商品説明」や各ページのフリースペース(画像を貼っている)のようにHTMLを記述して画像を表示させる事が可能なのです。
ここにページ回遊率を上げるためのリンクを貼ったバナー画像を用意してユーザーにクリックを促していきます。
例えばこの店舗などはひと言コメントの欄に画像を表示させています。
赤枠の部分がひと言コメントですが、テキストではなくバナー画像になっていますね。
この店舗の送料無料商品の一覧ページにリンクされているようです。
これでこのカナダポークの商品を見たユーザーが、送料無料商品が気になってこのバナー画像をクリックするかもしれません。
つまりページ回遊率が上がるのです。
バナー画像を表示できる箇所が限られている現在のヤフーショッピングでは、貴重なHTMLが使える箇所です。
ちなみにひと言コメントの欄は、SEO対策では「検索対象外」の項目になります。
つまり、ひと言コメントに入力した文字は検索に引っかかってきませんので、キーワードなどを入れても意味がありません。
●ページ回遊率
●ページの見栄え
●SEO対策の観点
全てにおいて「ひと言コメント」の欄はページ回遊率を上げるためのバナー画像やテキストリンクを貼っておきましょう。
ヤフーショッピングのSEO対策については私がこのnoteで色々なお話をしているのでご興味があればご覧下さい。
ページ回遊率、これはひと言コメントを有効活用して高めていきましょう!
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