ピクニックするなら、草のある木の影のとこじゃないと!
ギリギリ午前に耳鼻科に滑り込み、三男の花粉症の薬を処方してもらった。
その後、耳鼻科のそばにある公園で遊んで帰ることにした。
車で数分のところにある産直市場でお弁当をゲットする予定が、出遅れておむすび二個入りのパックしか残っていなかった。山菜おこわと、お赤飯。
それをありがたく購入させてもらい、野菜の苗や苺、お菓子や切れ端餅を買って、コンビニへ。
三男がどうしても肉まんが欲しいと言うのでローソンへ行くと、肉まんの気配はどこにもなかった。
店員さんは、
ファミリーマートさんならあるかもしれません
と、ご案内してくださったけれど、そこまでして買いに行くつもりは無い。笑
昆布おむすびで誤魔化して、そのまま公園へ。
到着早々、公園入り口付近でボールを外向きに蹴って、駐車場へはみ出してくる危険な三男に注意する。
準備を進めていると、また
あっ!!!
と言って慌てて走ってくる三男。
…を見たかと思ったら、駐車場を通り越して道路へ飛び出し、さらにその奥の深い水路のところギリギリでボールを止めた。
ガードレールのすぐ奥は、3メートル程の、深い水路。しかも壁面には枯れ草が突き立っている。
あのまま落ちていたら…。
あの草が突き刺さっていたかもしれない。
水路に落ちて大怪我していたかもしれない。
車にはねられていたかもしれない。
(車を止める人くらいしか来ない道だけど)
ガードレール下には、砂利があって、ボールをギリギリ止めた時に足を滑らせて転び、手のひらを怪我していた。
色々怖すぎて、
大丈夫?
ではなく
何やってるの!(怒)
と大声で言ってしまった…。
だって、今さっき危なすぎて注意された内容を大幅に超えて危険行為してきたんだもん。
ギリギリ無事で良かった。
ボールより、命が大事だ、と伝えたけれど、こういう時の私の対応がいつもこんな感じになってしまう。アワアワしすぎて。
そう言えば、今日は家を出て少しのところで、私の見落としで右側から来る車とぶつかりそうにもなったんだった。
守られて、ありがたい。
気をつけないと。
公園で簡易テントを置く場所を探していると、三男は何故か
ピクニックなんだから草のある木の影のとこじゃないと!
とのこだわりを見せてきた。
ピクニックとはそういうものらしい。
言われた場所はちょっと遊具から遠い。
今日はちょっと暑いくらいなので、日陰でのんびり読書も気持ちが良いなー、とお菓子を食べながらのんびりする。
さっき産直市場で買った割れ煎餅「クリーム割」は、多分「白い風船」っていう商品ではないかと思う。
どっさり入っているので次々と手を伸ばしてどっさり食べてしまった。笑
ほんの少しのんびりしたところで、三男は私を呼びに来た。
シーソーしようー!
遠くの遊具まで行って、少し一緒にシーソーをし、初めて会う子とも仲良しのお友達かのように触れ合う三男を眺め、
じゃ、またテントでゴロゴロしてくるね!
と、戻ってきた。
気がつけば、もう公園には三男より小さい子の方が多くなってきている。
*
長男の赤ちゃんや幼児の時に仲良くなったお母さんたちとは未だに仲良くしてもらっていて、その影響が大きいのだけど、三男の、いわゆる
「ママ友」
という存在が、私にはいない。
必然的に、三男は休日に家族ぐるみで遊ぶ同級生は居ないのだ。
兄たちの友達やきょうだい、そのお母さんたちとはよく集まるのだけど。
*
それで、こうやって公園に来ると、なんだか私もぽつんと少し寂しい気持ちになるし、三男はちょっと物足りなさそうに見えるけど。(多分、本人はそこまで気にしていない。笑)
もう数年もすれば、三男もこうして公園で遊ぶ事はほとんどなくなるんだろうな。
休日の公園は、家族連れもたくさんで、みんな、平和で幸せそうにみえる。
きっと私も、その風景の一部なんだろう。
公園でピクニックするのは、私の一番大好きな、子どもとの過ごし方。
これが叶っている今、この時間は、幸せ以外の何ものでもない。
三男が、いつもの「二人でかくれんぼ」に誘ってきた。
この広い公園で、それ、出来るのか?と不安でしかないけれど、今からかくれんぼしてこようと思う。
ピクニックなんだから、何かご飯をテントで食べないと!
(車で簡単におむすび食べてから出てきた)
と言う三男に、
ゴメンごめん、車じゃなくてテントで食べたら良かったね
と言うと、
ま、いいか、これ食べよ。
と、クリーム割をボリボリ食べ、
早くかくれんぼしようよ!
とちょっとイライラされてしまったので。笑
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?