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誰か色に染まるのではなく

自分は自分でありたいといつも思う。

それは服やSNSの写真の雰囲気もそうだし、聴いている曲も全て、「誰かのマネ」は絶対に嫌だと思うのだ。

もちろん、例えばInstagramを見ていて、この人の投稿好きだから真似してみたいな〜なんて思うことはあるけど、その時に、「真似してみたい」を超えて「その人らしさを私のものにしたい」にしてしまうのが私の悪いところで、私は私でいいはずなのに、どうしても憧れの人を模倣しようとする自分がいるのが気にくわない。

先程、絶賛お腹痛いWEEKであるというのに、腹回りがぶよぶよしているのが気になって近所を2キロほど歩ったり走ったりしてきたら余計に気持ち悪くなってしまった。

話は音楽に飛ぶ。

私はなぜ音楽をしているのか?という疑問についてよく考えるけど、その答えはおそらく、今の時点では、「自分が自分でいるため」だと思う。

誰にも染まらず、自分のありのままの表現、自分のやりたい放題、できるのが、フルートであって、音楽であるのだと思う。
今度の2月4日に試験で吹く曲も、師匠にはとても選曲について褒められた(と思う)。
私の吹き方に合っているらしい。単純に嬉しかった。今夜も時間の許す限り私は笛を吹くことに時間を割くのだろう。

私は自己紹介が好きだ。己の好きなもの、存分にアピールできるあの時間が好きで仕方ない。こんなに自分のことを表現するのが好きなのに(アイドルもやるし、ジャズもやるし、作曲もする)、どうしてか、他人の意見に流されやすいし、他人の雰囲気にのまれやすい。

SNSもなるべく自分の好きなように使いたい。
今日ひとつアカウントを閉じた。闘病アカウントという名の闇(病み)アカウントだったのだが、先日安定剤を100錠OD(オーバードーズ=薬を過剰に飲むこと)したという同じ年頃の女の子のツイートを見ていたら、自分もその苦しみを味わって共感してあげたいという気持ち半分、消えたい、このままフラフラ〜っと倒れて気がついたら病室にいて、バイトからも何からも解き放たれたいという気持ち半分で私も60錠の精神安定剤を飲むという馬鹿をしでかしてしまった。

結局この辺でいちばん大きい病院に連れて行かれ、大した量じゃないからしばらく寝ててねと言われて、寝ているうちに遠く福島から母が駆けつける事態となった。のだが。

60錠ODしても何も起こらなかった。
が、
精神科の医師の方から、バイトのストップがかかった。ストレスが多いうちは、つまり2月4日の試験が終わるまではバイト禁止。
2月になっても長い時間のシフトは入れてもらえないことになった。お金どうするんだ自分。

とにかく消えたい。私なんてこの世に存在しなかったことにしたい。

そう思ってしまうのは病気だから、と母は言う。目に見えない病気だから、考えを間違ってしまうから、そうならないように頑張りなさい、と。
また「泣いてはいけない」「死のうとしてはいけない」生活が続くのか、未来に希望なんてないね、私みたいな害人はきっといなくなったほうがいいに決まってる。きっと私が消えた未来でみんな口を揃えて「上澤ほのかってさ、実際、消えてスッキリしたね」というのだろう。

毎日そんなことを考えているうちに夜になるデブがここに1匹いるのが事実で、話を戻すと、私は誰かに染まりたくないよという話。

誰々みたいなインスタの投稿がしたいとか、そういうのもうやめよう。雑でいいから自分らしいことしようよ。

全国の、これを読んでいるみなさんへ。
私は私らしく生きてくんで。

生きたくないけど。

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