日記3「憧れのブリティッシュアクセントも状況によっては敵みたいなもの。」

第三弾のテーマ

こんにちは。今回はアクセントについて書きます。ブリティッシュアクセント、が具体的にどんなものかわからなくても聞いたことがある方は多いかなと思います。そして、このアクセントこそイギリス人が自分たちの文化にプライドを持っているというイメージにも繋がってるとも思います。
こっちで生活を始めてから、見事にこのアクセント問題に悩んでいるのですが、日本で言ったら関西弁と標準語みたいな違いでもあるし、東北弁と標準語レベルの違いで頭を抱えることもしばしば。
学生自体はあまり強くない子も多いですが(出身地が人それぞれなので)、近くの店の店員さんなどはもうすごいです。愛想笑いしかできないときあります。(悲しい)
それでは具体的にどんなときに困っているのかを書いていきますね。


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ケース①コンビニでの会話

ハウスメイトたちと借りている家まで帰るにはバス停から10分ほど坂を登る必要があります。その途中にコンビニがあるのですが、ちょっとしたお菓子やジュースを購入したいときはそこに寄ることがあります。
基本的にカード社会のイギリスでは現金を持つ必要がないのですが、小さい個人経営の店などでは手数料の関係から最低いくらから、のような制限がある場合があります。
私が立ち寄ったコンビニでは最低£3からの使用可能でした。しかし水などは£1.5…。そこで手持ちの札を出したところ、どうやら使えないと言われ返されてしまいました。(イギリスでは定期的に偽札防止のために定期的に変更されるようですが、それを知らずに叔母からもらった旧札を持ってきてしまいました。)
ここでお札に対して色々と説明してくれていたのですが、もう全然わかんない。たぶんですが、これは今は使えないよ。交換しないといけないけど、ロンドンまで行かないといけないかもね。的なことを言ってくれていたのだと思います。たぶん。
うーーーーん。ここまでわからないといっそ笑った方が楽ですね。てレベルです。基本的に話すスピードが早い、ていうのもあるんですけど、日常会話レベルすら私はできてないじゃないですか。ていうショックはありました。アクセントのせいにしておきますが、これからもローカルな人との会話に励みたいと思う一コマでした。

ケース②授業中のディスカッション

私がメディアアートのコースに所属しているのは前にもお話ししたかと思いますが、現在授業を4つ取っています。(少ないけど正直ちょうどいいくらいです笑)
だいたいがディスカッションや自分で作品を創ることがメインです。つまり!!すごい話すし、書くし、読むし(宿題)です。自ら追い込むタイプなのかな?と思いつつ(たぶんそう)、一週目を終えた感想は、「勉強しよう。」
宿題はやったはずなのに、全然話せなかったんです。大学全体の留学生は多いとは言え、なぜか私の取っている授業は私以外が地元の学生というのは3/4。(探したらいるかもですけど。)少なくとも日本人はいないです。
学生たちはみんな優しくて、授業前に話しかけてくれるし、私の目を見て話してくれているのですが、ディスカッションになった途端に私はパニックです。はっっっっや。あとほんとに何を言ってるのかがところどころわからないから反応しにくい
にこにこ、てしてたら2時間の授業が終わりました。恐ろしい。
5年もの間、自分の大学で英語で授業を受けてたはずなのに、2年生のときの初めて先輩と同じ授業を受けた気持ちを思い出しました。
2週目は1週目よりも少しだけ話せましたが、グループワークではなかなか話せないので、少しずつレベルアップしたい。そして、最終的にクラスで話せるようになりたい、というのが密かな願いです。残り2ヶ月頑張る。

ケース③教授の解説

これも授業関連のことですが、教授ももちろんものすごくブリティッシュアクセントです。ひとりだけアイルランド出身の教授がいて、留学生に理解のある先生のため、比較的アクセントを弱めて話してくれます。しかし、他の先生方はガンガン話します。留学生に優しくない!!と思っているわけではないし、むしろ頑張るべきは私ですが、それにしても授業が理解できないのが辛い。理解度で言ったら半分くらいですかね。指示もいまいちわからないので、隣の生徒に聞きなおして一緒に作業を進めてもらっている状況です。
ハウスメイトも韓国やドイツからの留学生のため、アクセントには悩んでいるといい、みんなで早く慣れていきたいねと話しながら帰路に着くことが多くなりました。
あと、これはアクセントとは別問題ですが、私は教授のハンドライティング(黒板などに書く手書き文字)にもめちゃくちゃ苦労しています。いわゆる筆記体?のような繋げて書くことがこっちではメインなので、日本みたくひとつひとつわけて書くことはないです。これも周りの子に聞いて解読しています…。助けてくれてみんなありがとう…です。

ケース④飲み会やパーティ

私は日本ではあまり飲みに行くことはなかったのですが、こちらに来てからはいろんな場所に友人やハウスメイトに連れ出してもらっています。留学生のパーティやローカルの学生とのボウリングなどなど。楽しいのは楽しい。みんな音楽ガンガンかけるし、踊るし、ゲームするし。今のところはとても楽しく過ごしています。
ただ!!!誰かと話したり、みんなでゲームをしているとやっぱりスピードについていけずにニコニコして終わってしまう…。そうすると、「大丈夫??」と気を遣ってくれるのですが、むしろ気を遣わせてごめんという気持ちにもなる…。
日本の大学ではいわゆるアカデミックな単語をメインで使用するため、スラングやカジュアルな英語表現がいまいちすっと出てこないんです。これって今言っていいのかな???と迷っていると次の話題に移ってしまうような感じ。
映画やドラマ、あとはコメディを見て今は必死に特訓をしています。(Standup Comedy?というのがすごく良いです。面白すぎる。)いつか私もぱーりーぴーぽーに…いえ、なりたいわけではなく、友達と気を遣わずにゲラゲラ笑いたいです!

今後の対処法

特にないと書かざるを得ない。とにかく学生と話すためにいろいろなイベントに顔を出すのはもちろん、アクセントに慣れるためにもイギリス映画を見るようにしたいなとは思っています。
あとは、表現の語彙力がなさすぎて、授業中も形容詞!!!!!!てなってます。
そういった意味でも映画やドラマを見ていきます。
それって効果あるの??と言われそうですが、自論ではありますが、結局人と話してても自分の知っているものでどうにかしようとしている場合が多いので、インプットは絶対必要。向こうも私が留学生だと知っているからこそ、優しい言葉やスピードで話してくれているのだとわかった上で、なんとかその子たちと対等に話したいと悶々としています。だからこそ毎日新しい表現を見つけてどっかで使う、あとはわからないものはとにかく聞く。それ何??て聞いてわかるまで聞く。
結局これの繰り返しな気がします。

留学中、友達と馬鹿話できるまでの成長ができるように頑張ります。あと、ブリティッシュアクセントで少しだけ話せるようになりたい…(これは長期目標。)
今日も長々とお付き合いしていただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう…!

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